おパ~
いつものバス停にて――
「う~む……クマノのコクチもきたなぁ~……やっぱし、このタイミングできたってコトはつぎのメンテのときにくんのかな? ユラさんよりマエになんのかな?」
イブキがゲ~ム系情報を見ながら、そんな事を言っている。
「こんかいもク~ボとのコンバ~トなんかな? なら2セキよ~いしないと……」
イブキがそんな編成上の計算をしている隣では、
「40キロの巨大魚を捕獲っ!? すっごいじゃない!!」
月夜が大柄な外国人漁師の身体よりも大きな魚の画像を見ながら、
「マンボウの仲間オパ〜でこのサイズが発見されるのははじめて」
「うわっ! デカっ‼︎ こんなんウミのなかでみたらパンチしちゃうかも」
イブキが月夜のスマホ画面を覗きながら、
「やめなさいよっ! マンボウってすぐ死んじゃうんでしょ?」
「それね~……スイゾクカンのおね~さんが、さすがにそんなにすぐしなないよっていってたよ」
「そ~なの?」
「みたいよ」
「ふ~ん……でも、問題は味よね~」
「それは月夜だけ!」
モンスタ~のような魚の画像をみながら、呆れ顔でそういうイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます