ちがイ。
いつものバス停にて――
「セガのVRアトラクションえんきかぁ〜……」
イブキがゲ〜ム情報にのっていた、そんな記事を読みながら、
「セガのゲ〜ムでVRかぁ〜……ヴァルキュリアはおもしろそ〜だケド……あとバ〜チャロンとかも……ソニックもよさそ〜かな? あとは――」
イブキがVR対応されたおもしろそうなセガタイトルを考えている隣では、
「愛知県でジブリパ〜ク? へぇ〜……そんなんできるんだ〜」
月夜がオシャレ系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「そ〜いえば昔やった万博にトトロの家があったとか聞いた事があるよ〜な……」
月夜が幼女だった頃の記憶を思い起こしながら……。
「サミダレとメ〜のいえじゃなかったっけ?」
イブキも昔の記憶を手繰る様に目を細めながら、
「そんなんだった気もする。ウチにとってトトロはトウモロコシがおいしそ〜って事しか記憶ないからなぁ〜……」
「そこをおぼえてんのは月夜だけじゃないかな〜。イブキさんは「なぎはらえっ!」のあとのトトロのクチからビ〜ム――」
「それ違うの混ざってない?」
「そだっけ?」
「まあ、なんにしてもジブリといえば――」
「「食べボだよね〜」」
「「んんっ⁉︎」」
「ジブリといえばあの躍動感のある食事シ〜ンでしょ! 千と千尋にすっごい得体の知れない物だけどおいしそ〜なアレ‼︎」
「いやいや。あのどくとくのロボとかメカとかがいいんだよっ! ハウルとかのアレサイコ〜じゃん!」
お互いそういって譲らない二人だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます