ゆめのくニ。

 いつものバス停にて――


「アンドロイドばんでなまえがカックイイ、ガング~トさんがテキのセンカンとグラがかわっちゃうフグアイ?」

 イブキがゲ~ム情報にのっていた、そんな話題に喰いついた!


「カイにするとすっごいナマエになるな『オクチャブリスカヤ・レヴォリュ~ツィヤ』? かみそ~だよ! にしても、いきなしルきゅ~がナカマになったらビックリするなぁ~。ウンエ~ちゃんおもしろいコトするじゃん! ホントにルきゅ~までナカマになったらもっとほめるのになぁ~……」

 イブキがそんな無茶な事を言っている隣では、


「千葉にある夢の国のレストランには実は食べほ~だいのメニュ~が存在するっ!?」

 グルメ系アプリの中にあった、そんな記事に瞳をキッラキラに輝かせる月夜。


「夢の国で食べほ~だいなんて……なんて……」

 拳を握り締め、


「夢と天国が同時に味わえるのね!」


「でもさ~ディズ――「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」

 月夜は慌ててイブキの口を押える!


「それを口にしたら消されるわよ!」

 月夜は手を銃の形にして『バン!』と言いながらそんな事を言うのだった。

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