よろこビ。
いつものバス停にて――
「コンゲツのランカ~はハヤブサかぁ~……イベントまえのセンコ~ジッソ~なんだ~」
イブキがゲ~ム情報を見ながら、そんな事を洩らす。
「セ~ノ~はどんなんになるんかな? シジツヒョ~カみていると、あんまキタイできなさそ~だけど……」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「カットステ~キよかったなぁ~……目の前でジュ~ジュ~焼くあの音と匂い……うぅ……また行きたくなっちゃった……じゅるり」
恍惚とした表情でそんな事を洩らす月夜。
「月夜はたべるコトがメンド〜なときってないの?」
「ない」
即答だった。
「ほら、ビョ〜キでダッル〜いときとか?」
「ない」
「なんかイソガシ〜ときとか……」
「ないわよっ! 食の悦びに勝るモノなんてなんにもないモンっ‼︎」
キッパリとそう言い切る月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます