よろこビ。

 いつものバス停にて――


「コンゲツのランカ~はハヤブサかぁ~……イベントまえのセンコ~ジッソ~なんだ~」

 イブキがゲ~ム情報を見ながら、そんな事を洩らす。


「セ~ノ~はどんなんになるんかな? シジツヒョ~カみていると、あんまキタイできなさそ~だけど……」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「カットステ~キよかったなぁ~……目の前でジュ~ジュ~焼くあの音と匂い……うぅ……また行きたくなっちゃった……じゅるり」

 恍惚とした表情でそんな事を洩らす月夜。


「月夜はたべるコトがメンド〜なときってないの?」


「ない」

即答だった。


「ほら、ビョ〜キでダッル〜いときとか?」


「ない」


「なんかイソガシ〜ときとか……」


「ないわよっ! 食の悦びに勝るモノなんてなんにもないモンっ‼︎」

キッパリとそう言い切る月夜だった。

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