しっポ。

 いつものバス停にて――


「PS4ばんのみんゴルたのしみだな~……」

 イブキがゲ~ム情報を見ながら、そんな事を呟く。


「おっ!?」

 最新のゲ~ム情報をチェックしていたイブキが何かを発見したような声を洩らす。


「ミニファミコンせ~さんシュ~リョ~。それにともなってス~パ~ミニファミのカイハツのカノウセ~がっ!? おぉ! でんのかな? シュ~ロクタイトルがきになるトコだけど……FFとDQとマザ~はゼッタイいれてほし~なっ!」

 イブキがそんな事で喜んでいる隣では、


「エビフライやエビ天のシッポ――」

 月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな事を呟く、


「あれいいよねっ! カリカリでサックサックで――」

 唐突にイブキが口を挟んでくる。


「でも、これによると海老のシッポはキチン質だから胃酸に溶けにくくてそのまま出てくるって」


「そのままでてくる……?」

 月夜の言葉に何事か想像した後、


「なんかイタそ~」


「なに考えてんのよっ! そんな事よりも消化しにくいって事で胃炎や腸炎をおこしやすいって……くっ! 食べるトコがへってしまう……」

 心底、残念そうにそういう月夜。


「さすがにそれはオ~ゲサでしょ」

 イブキが呆れ顔でそう言うのだった。

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