めっせ~ジ。
いつものバス停にて――
「デンシャにのってたらナゾのメッセ~ジがっ!? なんだろ~? ふっかつのじゅもんとかかな? イレブンでつかうみらいだし」
イブキがTwitterで話題のそんな記事を見ながら、
「なになに? なんかおもしろそ~事あった?」
隣で「大手牛丼チェ~ンがラ~メンに参入?」っという記事を読んでいた月夜が反応する。
「んとね……」
イブキはスマホ画面に読み込まれた画像を見せる。
「デンシャのデンコ~ケ~ジバンにこんなメッセ~ジがでたんだってさ」
「ふむふむ……なにコレっ!? 『次は、オマエダ』――怖っ! こんなん表示されたら全力で逃げるわっ!!」
イブキのスマホ画面に映しだされた、電車内の電光掲示板画像を見ながら、
「でしょ、でしょ」
「それにしても……」
「ん?」
「なんだろうね? このメッセ~ジ……なんだか陰謀の臭いがするわ」
「いや~そんなコトないでしょ~」
「きっと、この車内にあてた誰かなんだろ~ケド……」
月夜が名探偵のような表情でそんな事を呟く。
「いやいや。きっとツギにとまるエキが『オマエダ』だったんだよ」
イブキの指摘も妄想推理を展開する月夜の耳には届かなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます