じつは……

いつものバス停にて――


「野球のワ〜ルドべ〜スボ〜ルクラシック日本対キュ〜バ戦の視聴率二二、二パ〜セント。最近、テレビ見るとなんか野球の話ししてんな〜って思ってたら、そんなんやってるのね」

月夜がオシャレ系ニュ〜スの中にあった、話題性の高い記事を見ながら、


「昨日はオ〜ストラリアと試合してたんだ……ふ〜ん……今度もあったら見てみようかしら?」

月夜がそんな事を洩らしている隣では、


「シンカするVRギジュツ――エ〜ゾ〜クリエイタ〜はかたる、VRギジュツのキケンセ〜?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を興味津々で読んでいた。


「みてるだけでキブンのわるくなるエ〜ゾ〜や3Dよいをコイにおこすコトもできるっ⁉︎」


「も〜すこしケンキュ〜がすすんだらセンノ〜やコ〜ド〜をソ〜サするコトもっ⁉︎」


「そうなのっ⁉︎」

月夜も食い付いてくる。


「そ〜みたい。きっとイブキさんがモテないのもどっかでそ〜ゆ〜エ〜ゾ〜をみてるからだよ」

腕組みしながら、そんな事を言い始める。


「そっか〜……ウチがすぐお腹が空いちゃうのもきっと……」

月夜も少し思い当たる節が程度な感じたで、


「「……………………………………………………」」

二人は互いに視線を交わすと、


『それはないだろ!』

と、全く同じ突っ込みが思い浮かぶのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る