むげん。
いつものバス停にて――
「ボンバ〜マンのシンサク――ボンバ〜ガ〜ルがア〜ケ〜ドでト〜ジョ〜かぁ〜」
イブキがゲ〜ム情報の中にあった、そんな記事に興味を惹かれる。
「ボンバ〜マンはオンゲたいせいのときももりあがったし、システムてきにはもうイジよ〜がないほどカンセイ〜されてんだよね〜。それにモエよ〜そをついかしてきたのかっ⁉︎」
「イブキさんのカレシができたらやってみたいコトのなかにも『あさまでボンバ〜マン』ってのがあったなぁ〜」
イブキが自分の嗜好を暴露している隣では、
「無限プリンっ⁉︎」
グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな声を上げる!
「なんだろっ⁉︎ 食べて食べても減らないプリンなのかな? いや、きっとそうよっ‼︎ ウチはそ〜信じてるっ‼︎」
なにやら一人でそう盛り上がっている月夜に、
「そんなユメのよ〜なプリンがあるわけないじゃん。きっといつまででもたべられるプリンとか、そんなイミじゃないの?」
イブキは呆れ顔でそう言うと、
「いやっ! ウチは信じる。絶対、これは半分残しとくと翌日には元に戻ってるとかそんなんだよ! ネギだって水につけとけば伸びるからっ! きっと同じ原理よ」
「ぜったいちがうとおも〜けど……それよりもさ〜」
「なによ?」
「月夜がたべかけでやめるコトってできるの?」
「…………でき…………ない…………」
「だよね〜」
そういって会話を終えるイブキだった。
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