はんにん。

いつものバス停にて――


「FFのつづいてドラクエもiosばんがオ〜ハバねさげかぁ〜……」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に興味を惹かれる。


「おっ! イレブンのジョ〜ホ〜もあるっ!」

関連記事の項目にあったのを発見する。


「う〜ん……PS4と3DSのグラひかくガゾ〜だけかぁ〜……コンシュ〜マ〜だと8みたいなかんじで、3DSだと3、4みたいなドットえっぽいかんじになるのかぁ〜……これってヒ〜ロ〜ズみたいにセ〜ブデ〜タきょ〜ヨ〜できんのかな? ハ〜ドのかいしゃちがうからムリかな?」

イブキがそんな事をいっている隣では、


「え〜っと……某ピザでサ〜バ〜がおちたのは二枚買うと一枚(高い方)が無料になるキャンペ〜ンをやってたからっという噂が――」

月夜がネットの怪しげな噂を集めたまとめサイトにあった、そんな話し発見する。


「ほ〜ら、ウチのせいじゃなかったっ!」

月夜が鬼の首を取ったかのような勢いでイブキにスマホ画面を見せる。


「ん〜……ちなみに月夜はどんなふ〜にネットよやくしたの?」


「えっ! 二枚買うと一枚無料になるから、大量に二枚買いを四〇〇件」


「それだっ!」

イブキは「犯人はおまえだ!」という様に月夜を指すのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る