げ~いん。

 いつものバス停にて――


「ふむふみゅ……キノ~のピザやさんのチュ~モンサ~バ~ダウンはこ~しきはっぴょ~しないホ~シンかぁ~……まあ、いえないよね~。お~ぐいモンスタ~のツキラにおそわれたなんて……」

 そんなイブキの声を聞こえないフリでやり過ごそうとする月夜。


「――にしても、サ~バ~おとすぐらいチュ~モンするなんてどんぐらいいっぱいいれたのかな~?」

 と、さらなる追い打ちをかけるイブキ。


「い、いや……その事なんだケドさぁ~……」

 さすがに耐えかねた月夜が相手をする。


「単純にウチが注文したタイミングで落ちただけじゃないのかな? ほら、ウチだって二〇〇〇や三〇〇〇枚も注文したワケじゃないんだし~」

 月夜が改めて思い起こすと、みたいな前振りをいれた後にそう言いだす。


「う~ん……そっかな~? たしかにそのひはアサからいそがしくランチのときでも1ジカンまちだったらし~けど……」


「でしょ、でしょ! ほら、偶然よ。みんなが「クリスマス一人かぁ……はっ! ピザ食べよっ!!」ってゆ~生物として当たり前の思考になった結果よ」


「そっかな~? クリスマス→ピザたべよっ! ってなるかな~??」


「なるわよっ! きっと一億人ぐらいオ~ダ~したハズっ!!」


「でも、まあ月夜がトドメをさしたのはカクジツだよねっ!」

 結局、何枚頼んだか言わない月夜だった。

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