ひとり。

いつものバス停にて――


「バグがイグニスさんにシュチュ〜してイチジキ『バグニス』とゆ〜コトバまで、できた『ホストファンタジ〜』でこんどはゴリラ――グラディオがタジュ〜カゲブンシンするバグがハッセ〜『バグラディオ』とゆ〜シンゴととにユ〜ザ〜のあいだリュ〜コ〜に……う〜ん……バグもふくめてここまでおもしろいゲ〜ムなかなかないのに〜イブキさんてきにはイッセンマンボンいってもいいカミゲ〜だとおもうんだけどな〜……」

イブキがゲ〜ム系情報を見ながら、そんな事を呟く。


「ロ〜ソンが一人用クリスマスケ〜キを販売――赤いケ〜キと白いケ〜キかぁ〜……ウチはこっちの赤いのがいいかな〜? 赤いベリ〜ソ〜スのかかったチョコガナッシュかぁ〜……」

月夜は二つのケ〜キが映った画像を見せながら、


「ねね、イブキならどっちが好き?」

隣のイブキに尋ねる。


「いや〜イブキさんまだヒトリですごすってきまったワケじゃないから〜」


「あと十日ぐらいなのに、まだ希望をもってんの?」

半ば呆れながらそういう月夜に、


「だって、ほら――」

イブキが少し先の曲り角を指しながら、


「つぎにあっこをとおるオトコのコがイブキさんにコクハクしてくるかもしんないじゃないっ!」

そう言ってる矢先にその角からトテトテと茶トラ猫がでてくると「ナゴ〜」と野太い声で鳴いてから、イブキの足元に擦り寄ってくる。


「彼氏できわね」


「こ〜ゆ〜のじゃないよっ‼︎」

そう言いながらも背中を撫でるイブキだった。

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