おすし。

いつものバス停にて――


「Vitaのカンコレがハンバイいちねんでシュリュ〜かぁ……そこそこはおもしろかったけどね〜……エンシュ〜でケ〜ケンチいちまんとかはいってサクサクプレイだったんだけど、やっぱし200タイいじょ〜のキャラをイチからあつめなおすとなるとなぁ……」

イブキがゲ〜ム情報の中にあった、そんな記事を読みながら、


「さいしょはブラウザのヒロ〜ぬきのあいだにやってなぁ〜いつからやんなくなったっけ?」

そんな事を言いながら首を傾げている、イブキの隣では、


「かっぱ寿司が一万円の至極の冬盛りを販売? 高いな〜もし一万出すなら一〇〇皿食べたほうがいいと思うケド……」

月夜がテ〜ブル席いっぱい広げられた一〇〇皿を想像しながら、


「あっ! でもイクラ五〇慣に大トロが二五慣なのかぁ〜……金額的には高くないのかな?」


「う〜ん……でも、赤身やタマゴ、イカにカニやタコなんかの選べる一〇〇皿も……でも、この画像の桶に詰まった大トロとイクラもおいしそ〜……」


「ねね、イブキはどっちがいいと思う?」

考えあぐねた月夜は隣のイブキに意見を求め。


「いや……イブキさん100サラも75カンもたべらんないし……」

呆れ顔でグウ正を返させる月夜だった。

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