ちぇんじ。

いつものバス停にて――


「プレステVRでひつよ〜なスペ〜スとカンキョ〜がコ〜カイっ! いいね、いいね‼︎ ちゃくちゃくとちかづいてくるね‼︎」

ゲ〜ム情報にのっていた、そんな記事でテンションを上げつつ、


「へェ〜……イスにすわってモニタ〜ディスプレイのショ〜メンにいるのがスイショ〜カンキョ〜なんだ……イスかわなきゃ」

そんな事を言いながらアマでイスを探し始めるイブキの隣では、


「人気映画の影響か? もし入れ替わるとしたら誰になりたか? う〜ん……明確に誰かというイメ〜ジとかはないなぁ〜……」

月夜がそんな事を洩らすと、


「イブキさんはね〜キョニュ〜なヒトといれかわりたいなっ!」

なぜかノリノリでそう口を挟んでくるイブキ。


「そ~ね。アンタが巨乳になるにはそれしかないモンね~」


「ううん! ライネンにはなってるよっ!!」


「ウチはやっぱしいないなぁ~」


「月夜はカラダのセ~ノ~がイジョ~だから、なみのヒトじゃあつかいきれないとおもう」


「ウチをエ~スパイロット専用機みたいな言い方しないでくれる」

 フィクションな会話でも恋愛要素ゼロな二人だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る