かえってきたまんぼう。

いつものバス停にて――


「ファイファン――FF15サイトでナゾのカウントダウン?」

イブキがゲ〜ム情報にのっていた、そんな記事に興味を惹かれる。


「ほかのは……かんこれのアップデ〜トはまだでてないな……」

イブキがそんな風に更新情報を漁っている隣では、


「マンボウがすぐ死ぬってゆうのデマ? へぇ〜そうなんだ」

月夜が雑学系のニュ〜スの中にあったマンボウ最弱説を否定する記事を読みながら、あまり興味のなさそうな声を洩らす。


「自分で跳んだジャンプの衝撃で死ぬ事はない、朝日が眩しくて死ぬ事もないんだ。やるじゃんマンボウ」


「――って、よく考えたら、そんな事で当たり前か、なんでマンボウってこんなにすぐ死んじゃうイメ〜ジになったんだろ?」


「いきろマンボウってゆ〜アプリゲ〜でホントすぐしんじゃうからじゃない?」


「ゲ〜ムの影響かぁ……」


「あとヘンなしにかたばっかしでネタてきおもしろかったから」


「マンボウにとってはとんだ風評被害ね」


その後、アカマンボウ料理が美味いという情報を知って月夜がマンボウの新しい死因なる事になる。

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