きょ〜あくじけん。
いつものバス停にて――
「おぉ! クロ〜ズンゲ〜トがVRたいお〜になってでるっ⁉︎」
イブキがゲ〜ム情報の中にあった、そんな記事に食い付く!
「ハンバイは2017ネンのゴガツかぁ〜……たのしみだな〜ゼッタイよいそ〜だけど、それまでにVRになれとかないと!」
そんなどうでもいい決意をするイブキの隣では、
「な、なんて恐ろしい事件が……」
月夜が顔面蒼白しなりながら、なにかのニュ〜スを読んでいた。
「なになに? そんなデッカいジケンおきたの?」
「アメリカのワシントンで――」
「……ごくり」
「フライドポテトを盗んだのよっ!」
「……えっ?」
「しかも3本もっ‼︎」
「……うん」
「しかも警察官相手にっ‼︎!」
「そのユ〜キだけはみとめたいトコだね」
呆れ顔でそう言うのが精一杯のイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます