ひゃくえん。
いつものバス停にて――
「14にちからはじまってるウィンド〜ズ10にフグアイほ〜こくたす〜か……ま、すぐにコ〜シンせずにイッシュ〜カンぐらいヨ〜スミってのがテッパンだよね」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読みながら、
「アイオ〜エス10もフグアイかぁ〜……10ってフキツなのかも?」
イブキがスマホを持ったまま器用に合掌すると「ナ〜ム〜……」と呟く、その隣では、
「ひゃ――百円っ! あのスタ丼が100円っ‼︎」
グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな事叫ぶ!
「わっ! なになにトツゼンっ⁉︎」
イブキが飛び上がって驚く。
「見てよ! あの普段630円するスタ丼が10月1と2日は100円なんだってっ!」
「あ……うん……す、すごいね」
画像を見ながら、そんな返事をするイブキ。
「でしょ〜一緒に行こうねイブキ」
「う〜……そ、そのヒはツキのはじめだしエクストラかいいきを……」
「これ食べたらきっとムネもおっきくなるわよ」
「いくっ!」
こうして再び痛い目をみるイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます