ちゅ〜もく。

いつものバス停にて――


「う〜ん……ウチの近所にある吉野家の松茸は一日三〇食かぁ〜……23時50分にきりかわりだから、朝にいくともうないんだよなぁ〜……あぁ〜あ……どしよっかな?」

月夜が松茸牛丼の画像を見ながら、そんな風に呟く。


「それは、23ジ30プンぐらいから、オミセでゼンラたいきしないダメじゃない?」


「全裸って……」


「ん? ゼンラタイキってジュンビバンタンでまちかまえるコトじゃないの?」

イブキが不思議そうな表情をしながら、


「意味はだいたい合ってるケド、あんまり人前では使わない方がイイわよ」

遠い回しにそう諭す月夜。


「それにさ24時前に並んでるの男の人ばっかしなんだモン! すっごいジロジロ見られて、あんまり良い気分じゃないのよ〜……」


「まあ、ギュ〜ドンやさんだしね〜オンナのコはあんまし……」


「そ〜よね〜。松茸牛丼買えなかったから、代わりに普通の牛丼(特盛)両手に十個づつ、背中のリュックに五個持って計二五個買ってたケド――」


「月夜。そのオトコのヒトたちは、そのリョ〜にビックリしてみてたのでは?」

イブキがそう突っ込みを入れるのだった。

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