はだかレストラン。
いつものバス停にて――
「センコ~ウンヨ~にヨ~センしたコ~ウンなテ~トクからアンドロイドのカンコレジョ~ホ~がぞくぞくホ~コクチュ~かぁ……」
イブキが最新のゲ~ム情報をスマホで読みながら、
「じゃっかんのモッサリかんをかんじる、カンシュとカンメイがヒョ~ジがわかりずらく『ジュ~ライソ~ジュ~ヨ~カン』の3セキはゼンブおなじヒョ~ジになってる、などなど――ふ~む……でも、オ~ムネコ~ヒョ~カになってるなぁ……」
イブキがスマホ提督の感想を読んでいる隣では、
「日本で初のハダカレストラン? なんだろ? コレ」
グルメ系ニュ~スの中にあった、そんな記事に興味を持つ月夜。
「ふむふむ~18歳から55歳までが対象で裸で食事をする企画? ふ~ん……でも、なんでハダカなんだろ? なんか意味あるのかな?」
思案顔のまま一指し指を口元に当てながら小首を傾げる月夜。
「いってみたいの?」
「まさかっ!? いくらおいし~物でるからって言っても、ハダカはさすがに……」
顔を赤らめてボソボソという月夜。
「それにほら――」
月夜は自分のスマホ画面を見せながら、
「参加資格に見にくくない見事なボディってあるから、ウチそんな自信ないし……」
「ふ~ん……じゃ、イブキさんみたいにカンペキなぷろぽ~しょんしたヒトがはいれんのか~」
「アンタのこのまっ平な胸はダメだと思うよ」
バッサリとそう言い切る月夜だった。
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