いぞん。

 いつものバス停にて――


「カップ焼きそばの一平ちゃんに『わさびマヨ』がでるのかぁ~……」

 今日も月夜がグルメ系ニュ~スを見ながら、新商品レビュ~を読み始める。


「ブタと魚醤の旨味が聞いたタレにワサビ風味に口当たりをまろやかにするマヨネ~ズのワサビパウダ~、ゴマ、海苔をブレンドしたふりかけのアクセントがグット!――これはぜひとも食べなきゃ――じゅるり」


「チュ~コ~セ~でシュ~ガクリョコ~にいきたいないヒトがゾクシュツっ!?」


「そなの? いまそんな事になってんの?」

 と、自分も現役の女子高生が言う。


「うん~……なんかスマホやゲ~ムがてばなせなくて、いきたくないってヒトがいるんだってさ~」


「ふ~ん……アンタならわかるじゃない? 気持ち」


「え~! イブキさんシュ~ガクリョコ~にハクラスノ~パソもってオンゲやってたから~」


「そんな事してたんだ」


「でもさ~」


「ん?」


「ゲ~ムできなくなっていきたくないってゆ~なら――」


「ゆ~なら?」


「ゲ~ムとパソコンがあるホテルをとってもらえばいいんだよっ!」

 自信満々でそう言い切るイブキに呆れ顔を向ける事しかできない月夜だった。

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