いも。

 いつものバス停にて――


「シュ~ティングギノ~ケンテ~がアキバでおこなわれた!?」

 イブキがゲ~ム情報を見ながら気になった記事を口にする。


「シュ~ティングギノ~って……これがはってんしてったら、いっきゅ~ロボギノ~ケンテ~とかFPSよ~ヨ~ヘ~ギノ~とかでてくるかな? シムシティでいっきゅ~シチョ~とかさ~」

 などと勝手に拡大解釈を始めるイブキ。


「そのうち――そのうちコッカシカクとかにも――」


「なるかっ!」

 手刀でイブキの後頭部に『ずびしっ!』とツッコミを入れる月夜。


「そんなのわっかんないじゃん!」

 後頭部を押さえながら抗議の声を上げるイブキ。


「わかるわよっ!!」


「――っと、そんな事より、見てよ冷凍焼きイモだって」


「ヤキイモなのにレ~ト~なの?」


「そそ。一回焼いたイモを冷凍庫で冷やして食べるんだって、シャリシャリしてておいし~みたいよ」


「ふ~ん……」

 イブキは少し考えた後、


「やっぱしホクホクのがおいしそ~だよ」


「じゃ、今度『ホクホクVSシャリシャリ』しよっ」


「ん……わかった」


 後日、試してみた結果、ホクホクが勝ちました。

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