さ〜びす。
いつものバス停にて――
「揚げた翌日に配達される新鮮ポテチ? へぇ〜そんなサ〜ビスはじまるんだ〜」
月夜が興味深げに洩らす。
「アマゾンでも1ジカンでハイタツしますってサ〜ビスあるね〜」
「へぇ〜本当に届くの?」
少し疑わしげな月夜。
「とどくみたいよ。ためしにつかってみたってヒトいるもの――ホラ」
そう言いながらイブキが差し出しスマホ画面には実際に使ってみた人の感想や届くまでの過程が詳細に書かれていた。
「へぇ〜注文から10分でもう配達員さん出発なんだ」
荷物の追跡サ〜ビスを綴ったであろう、ブログを読みながら、
「――で、注文から約47分で到着かぁ~」
「ハイタツのヒトかなりのドヤがおだったらしいよ」
「きっと「ぜはぁぜはぁぜはぁ――」いいながら受け取りのサインくださいとか言ったんだろ~な」
「月夜……さすがにはしってきたワケじゃないとおもうよ……」
呆れ顔でそう返すイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます