やきそばとロボ。
いつものバス停にて――
「ふ~ん……やきそばを圧倒的においしくする方法ねぇ~……ま、まぁ一番はメ~カ~が推奨する作り方だと思うケド……」
そう言いつつも興奮を抑えきれない様子で指を立てに弾き記事の先をスクロ~ルさせる。
「ふむふむ――「おぉ!」」
月夜の思考は横から上がったイブキの驚愕の声で阻害される。
「え~っと……まずはお湯を淹れメ~カ~表示よりも1分早く湯きりを行い、そのままフタをしないで電子「これはいいよっ!!」」
再びイブキの興奮した声で遮られてしまう。
「もうっ! なによさっきから!!」
月夜はイブキに抗議をする。
「あぁ。ごめん、ごめん。NASAがハッピョ~したロボがすっごくカコよかったから、ついついコ~フンしちゃって」
「こっちはカップやきそばの歴史が変るかもしれないのに……」
「こっちはホントにレキシつくちゃってんだからっ! ロボをエンカクソ~サさせてカセ~におくるとかいちゃってんだからっ!!」
「そんなのより日々の小さな日常を少し向上させる知恵のがウチは好き」
そういうと二人は顔を突き合わせ「ロボ~」「やきそば~」と言い合うのだった。
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