ご~すと。

 いつものバス停にて――


「う~ん……不思議な味のするペプシの新作かぁ~」

 月夜がグルメ系ニュ~スを読んでいると、そんな内容の記事が目についた。


「ゴ~ストね……一体どんな味がするんだろ?」

 首を傾げそんな風に呟いていると、


「そりゃ~。やっぱしオバケのあじでしょ!」


「――って、そ~いわれてもオバケも食べた事ないし」


「そうなんだっ!?」


「いや……そんな、さも意外そうに言われても……むしろ、食べた事ある人いるの?」

 月夜の言葉に思案顔になるイブキ――


「月夜ちょっとかる~くシンレ~スポットにいってたべちゃってよ!」


「そんな軽いノリで言われても行かないよ!」


「ダイジョブ、ダイジョブ。なにかあってもオバケってファ〇リ~ズがきくんだから!」


「あの除菌とか臭いとかとるやつ?」


「そそ」


「へぇ~……でも、行かない」


「えぇ~! なんでよっ!?」


「怖いからっ!」


「そっか。じゃ、しかたない。で、なんのはなししてたっけ?」


「さぁ?」

 コ~ラの新フレ~バ~からとんでもないトコに話題が飛んでいく二人だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る