てづくり。
いつものバス停にて――
「おとこのヒトがよろこぶ手リョ~リはハンバ~グかぁ~」
今日もイブキが女子力を上げようと男性を魅了できそうな記事を探していたトコロ、『男は手料理に弱い~男性の喜ぶ手料理』という記事を読んでいた。
「ハンバ~グかぁ~……フムフム」
「ひき肉から作ると結構、手間かかるね」
「そだね。でも、ミンチをいちにんまえのサイズにしたのがス~パ~にうってるからそれかってくればO~K~」
「愛がないだろ! それじゃ」
「アイなんてみせかけだよエラいヒトにはそれがわからんのです‼︎」
「なんでっ⁉︎ 彼氏に手料理を作って喜ばせるって話しじゃないの⁉︎」
「いや〜らくできるなららくしたほ〜が……」
「料理は手間暇かけたほうがおいしできあがるでしょ」
「そ〜なんだけど……ほら――」
「ホントにカレシできないとやるきでないし、カレシできてからホンキだすよ」
「うん。じゃ、当分の間できないね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます