第百七十三章 戦いは既に
次の日の夜。コルトのアジト前で、私達は計画通りに二手に分かれることにした。コルトとアイヒ、技術者のカロンとルーク神父は直接カジノに。私と聖哉、セルセウスは丘の狙撃ポイントへ向かう手筈だった。
十五分程前に、コルト達が車に乗ってガレージを出た。その後、聖哉のGOサインが出るまでアジトで待機してから、私は狙撃ポイントまでショートカットする門を出した。
――良いのよね、これで……。
門を出しながら考える。テロリストの一味として町長ブノス暗殺に加担するのは女神としてやはり気が引けた。だが、昨日見た貧しい身なりの子供達を思い出し、更に捻曲世界を救うという大義名分を心の中で繰り返し、どうにか私は自分を納得させる。
「では行くぞ。セルセウス。まずはお前からだ」
「は、はい……!」
聖哉に言われ、カチコチに固まったセルセウスが自ら車椅子を動かして門を潜った。私と聖哉はその後に続く。
夜風と緊張が相まって、私はぶるっと身震いした。
「ねえ、セルセウス。寒くない?」
「固まってるから良く分からん」
「そっか。それは良かったわね」
「ああ……? お前、本当に良いと思う? こんな身動きできないくらいカチコチに固まらされて……おい、聞いてる? おーい?」
私はセルセウスをスルーしつつ、聖哉に視線を移した。聖哉も寒いのか、イクスフォリアでお馴染みだった土魔法使いのマントで体を覆っている。「寒いからその中に入れて欲しいなあ」って呟いたら、死んだ魚のような目で「うるさい。お前の入る余地などない」と言われた。余地って何よ、もう!
聖哉がコルトから預かったライフルを所定の位置にセットし、狙撃の準備を整え始める。その間、私はカジノの屋上に目をやった。人間より視力の良い私の目に、ドレスやタキシードで着飾った人々が数十人映っている。きっとガルバノ公国に住む裕福な者達だろう。彼らはこれから起きる惨劇など露知らず、テーブルを囲んで談笑していた。
私の隣では、セルセウスもまたカジノ屋上に目を細めている。
「つーか、ブノスってどいつだろ?」
「コルトの話だと太った恰幅の良い男らしいわ」
ガルバノ公国のトップ、デューク・レオンが捻れた世界のグランドレオンだとするなら、ブノスはその配下だった豚の獣人ブノゲオスといったところだろうか。捕らえた私を食べようとして『この女神、酸っぱい臭いがするう』とか何とか言いやがった憎たらしい豚獣人なら、暗殺対象として少しは気が楽である。
そんなことを考えていると、ふと聖哉がライフルのスコープから目を離していることに気付く。
「どうしたの、聖哉?」
黙ったままの聖哉の代わりに『がさり』と背後から音がした。草を踏みしめる音は、私達の四方八方から聞こえてくる!
「えっ、えっ、えっ!?」
「な、何だ!?」
私とセルセウスの焦った声は、野太く轟く笑い声に掻き消される。
「ぶはぶはははは!! いくら探しても、俺はカジノの屋上にいねえぞおおおおお!!」
体中から血の気が一気に引く! 私達の前に姿を現したのは、二百キロはあるのではないかと思う程の巨漢の男! 高そうなタキシードがぱつんぱつんで張り裂けそうだ。脂ぎった嫌らしい顔付きはやはり、イクスフォリアで見た豚の獣人ブノゲオスを彷彿とさせた。
「町長ブノス!? 嘘でしょ!?」
私は叫ぶ。更に、その周りには黒いスーツを着てマシンガンのような銃火器を持った男達が、ざっと十人。いつの間にか私達は取り囲まれていた。
「何で!? どうして此処にいるんだよ!?」
狼狽えるセルセウスを見て、ブノスは心底愉快そうに笑った。
「このクソテロリスト共があああ! おめえらの計画は筒抜けなんだよおおおおお!」
ブノスが太い人差し指で夜空を指さす。すると、虫の羽音のような音と共に黒い物体が中空より飛来して、ブノスの足元に着陸した。小さなプロペラの付いた機械を前にして、ブノスはにやりと口元を歪める。
「ぶははは! 俺が開発した、小型無人偵察機だあ!」
「ど、ドローン!?」
「マジかよ!?」
私はセルセウスと一緒に叫んだ。こ、この世界にはドローンなんかもあるの!? いや……ブノスは『俺が開発した』って言った!
「気付く訳ねえよなあ! まだ実戦で使ったことのない最新の偵察兵器が上空から、おめえらの動きを見てるなんてよおおお!」
「じゃ、じゃあ私達の昨日の行動は監視されて……!」
「その通りだあ!! おめえらが昨晩此処で悠長に作戦を練ってる時から、戦いは既に始まっていたんだよおおおお!!」
ブノスが愉悦に満ちた大声を響かせる。そして、私は戦慄していた。
『戦いは既に始まっていた』ですって!? ブノゲオスに……いや、ブノスなんかに先読みされるなんて!! で、でも、これが難度SS+の捻曲世界っ!!
私は呼吸を荒くしつつ、聖哉をちらりと見た。普段通り、たいして動揺はしていない。その理由は分かる。部下達の放つ銃弾なら、
――けど、こんなにぐるりと囲まれた状況で、マシンガンの銃弾全てを防ぎきれるの……?
「うう……!」
私は思わず唸る。とにもかくにも計画は失敗してしまったのだ。ブノスは己の優位を疑わない様子で、鼻歌交じりにカジノの屋上を見る。
「おめえらはいつでも蜂の巣にできるし、先にマヌケな連中を此処から狙撃してやるかあ!」
ブノスの言葉と共に、ライフルを抱えた黒スーツの男が一歩、歩み出た。他のスーツの連中と違って両目にスコープを付けている。
「コイツはコウモリのスペリアルを持ってる! 超音波で狙いを絞り、命中率を高める凄腕のスナイパーだああああ!」
ま、マズい! 私らはともかくコルト達が危ない!
「狙撃するつもりが逆に狙撃されるなんて、ホントにマヌケだよなあああああ!」
ブノスの笑いに、スナイパーも口角を上げながら、聖哉が準備しようとしていた狙撃ポイントまで歩み寄った。
だが、その瞬間! 夜の丘に、一発の銃声が鳴り響く! 私は、敵の誰かが発砲したのだと思ってビクリと体を震わせたが、
「な、な、何だあ!?」
ブノスもまた動揺し、コウモリのスペリアルを持つというスナイパーを眺めていた。カジノ屋上に狙いを定めようとしていたスナイパーは、その場に寝そべるように倒れ伏し、動かない。
「ひっ!? 血が!?」
セルセウスが気付いて、声を上げる。男の頭部からはどくどくと激しい出血があった。更に、スコープの下に見える双眸は瞳孔が開いている。
「し、死んだ!? ……きゃっ!?」
更に連続した銃声が轟き、私は本能的に頭を手で抱えた。銃声が終わり、そろりと顔を上げると、私達を囲んでいた黒スーツの男達が地面に倒れ伏している。
――な、な……一体、何事!?
「……僕達のこと、噂してたかな」
聞き慣れた声がして私は振り返った。硝煙の燻る銃を手に、柔和な微笑みを浮かべて佇んでいるコルトを視認して、私の目は大きく見開かれる。
「兄ちゃん、マヌケとか言われてたぜ。けどま、マヌケはどっちだっつー話だよ」
アイヒもまた銃を構えながら笑顔を見せる。更にその傍には、カロンとルーク神父も居て、同じように銃を構えていた。ブノスが焦った声を響かせる。
「お、おめえらは!! カジノに行ってる筈じゃ!?」
だが、意味が分からないのは私も同じだった。
「そうよ!! アナタ達、カジノでブノスを誘導するんじゃなかったの!?」
「うん。僕らも、ついさっきまでその予定だったよ。でもね、」
喋っているコルトの胸元から、顔を覗かせた疑似生物を見て、私は吃驚する。
「つ、土蛇!?」
聖哉が前回イクスフォリアで、よく私の体に忍ばせていた土蛇は、ペットのようにコルトの胸の中に収まっていた。その口には紙切れをくわえている。
「聖哉君からの伝言。『情報漏洩の恐れあり。計画変更。全員狙撃ポイントに集合』」
それを聞いたブノスが、野太い声を張り上げる。
「気付いていただとお!? ありえねえ!! 誰も存在を知らない最新の偵察兵器だ!! どうして空撮してると分かる!?」
すると、ようやく聖哉が、冷たい目でブノスを見据えながら口を開く。
「ドローンなど、俺が住んでいる世界では常識だ。空撮されている可能性は常に考えていた」
「あっ、そっか! 聖哉には
私は咄嗟に閃き、そう言ったが、聖哉は否定する。
「敵ドローンによる空撮が既に始まっていた場合、オートマティック・フェニックスを上空に飛ばした時点で俺が気付いているのがバレてしまう。故に、オートマティック・フェニックスは使用していない」
「へ……? じゃ、じゃあマジで『可能性』ってだけで計画変更させたの?」
「そうだ」
言い切る勇者を見て、唖然とする。い、いや、あの……ドローン無かったらどうすんの……?
単なる妄想や中二病のような気がしなくもない。だが、ドローンは本当にあった。そして、聖哉の機転のお陰で、マシンガンを持った黒スーツ達は全て倒れ伏し、ブノスはアイヒ達に囲まれている。戦況は一気にこちらの優位に変わったのだ。
「ま、まぁ、とにもかくにも形勢逆転ね!」
「クソテロリスト共が、舐めやがってえ……! けど、残念だったなあああ! 俺の体にゃ銃弾は効かねえええええ!」
ブノスの言葉に、コルトとカロンが顔を引き締めていた。
「さっきは絶好の狙撃チャンスだった。だから、周りの部下と一緒にブノスも狙撃したんだ。カロンが作った特製のライフル弾は、狙い通りブノスのこめかみにヒットした」
「ああ。俺は出来うる限り強力な魔力を特製弾に込めた。それでもブノスにダメージはなかった」
悔しげに言うカロン。私は、ウォルフ戦でコルトが言っていたことを思い出す。この世界の強力な敵に単純な戦法は通用しない。故に魔法と武具――この場合だと銃弾――に魔力を込めるハイブリッド戦法で戦うのが定石なのだ。なのに……。
「なのに!! ブノスには、それも効かないの!?」
「ぶははは!! 既に
自信を取り戻したようにブノスが高笑いする。プラグイン! つまり、スペリアルが発動してるってことか! だからカロンが作った魔弾が効かなかったんだ!
ルーク神父が胸の前で十字を切りながら言う。
「ブノスが使っているのは、
「攻撃無効化!? それじゃあ打つ手がないじゃない!」
「確かに、特製ライフル弾が効かないとなると、僕らにはブノスにダメージを与える手段がないね」
「チッ! 兄ちゃん、一旦退却すっか!?」
コルトもアイヒも苦渋の表情だった。なのに、聖哉は呑気な声を出す。
「ブノスの場合、スペリアルが発動しているのかしていないのか、見かけでは分からんな」
「え……? あ……う、うん。ウォルフは機械っぽくなったけど、ブノスはただ太ってるだけに見えるわね」
「!? うるせえぞ、この野郎おおおおおおおおおお!!」
私の言葉にブノスが苛立って叫んだ。
「おめえらに上位スペリアルは必要ねえ!! オークのスペリアルで充分だああああ!!」
「上位スペリアル?」
私が呟くと、情報通らしいルーク神父が解説してくれる。
「今発動しているオークのスペリアル以外に、ブノスは
ルーク神父の声を聞いたブノスは、フンと鼻を鳴らしながら、懐に手を伸ばした。
「おめえらなんぞに、必要ねえよおおおお!! クソテロリスト共にゃあ、これで充分だあああああ!!」
そう言って、ブノスが取り出したのは、金色の銃身を持つ、口径の大きな銃だった。私の隣、セルセウスがごくりと生唾を飲んだ。
「何て威力のありそうな銃だ。まるでマグナムみたいだぜ」
「マグナムって言うんだ、アレ?」
「ああ。象を倒す程に威力のある銃だ。つまり、仁王立てが発動すれば、あの銃から出る弾を俺が受けることになる……! やめて欲しい、本当に……!」
私より銃に詳しいセルセウスだったが、なまじ知識があるのが不幸だなと私は思った。
それはさておき、ふと私は聖哉の変化に気付く。いつしか赤髪になって、口元に牙! そして腰の聖剣イグザシオンを抜いている!
――狂戦士化してる! 攻撃するんだ!
刹那、聖哉の姿が消えた! 次の瞬間、聖哉はブノスの腹に、炎に包まれた刀身のイグザシオンを突き立てている!
電光石火の攻撃にブノスがよろめき、手に持っていた銃を落とす。ブノスの銃が地を転がった。セルセウスが歓喜の声を上げる。
「やった! 聖哉さんの速攻が成功したぞ!」
「うん!」
私も笑顔で頷く。だが、腹部をイグザシオンで貫かれた筈のブノスは、まるで何事も無かったように手で腹を擦っていた。
「イグザシオンでの攻撃が通用しない……!」
愕然として私は呟く。聖哉もまたイグザシオンの刀身を見詰めながら言う。
「全くの無傷か。ステイト・バーサークを高めた後での
コルトが聖哉に近付き、真剣な口調で話し掛ける。
「聖哉君。ウォルフ戦とは違う。ブノス級のスペリオンには、やはり魔法と近代兵器を掛け合わせたハイブリッド攻撃でないと通用しないよ」
ウォルフと戦った時は、イグザシオンと聖哉のパワーでゴリ押しして、どうにか勝利した。だが、これから先の戦いはやはりそういう訳にはいかないようだ。
現状は全く喜ばしい状況ではない。それでも、
「ちいっ! 俺の銃があっ!」
ブノスが舌打ちする。攻撃を喰らったせいで、ブノスの銃が聖哉の近くに転がっていた。アイヒとカロンが叫ぶ。
「おい、勇者! それを拾え!」
「ああ! その銃なら、ブノスの防御を貫けるかも知れないぞ!」
――これは幸運! ブノスの強力な銃が目の前に!
私は聖哉がブノスの銃を拾うのを待っていた。だが、聖哉は落ちた銃ではなく、ブノスを鷹のような目で睨み付けていた。
「銃は故意に落とした可能性がある」
聖哉の言葉に、ブノスが大きく目を見開く。私は驚いて聖哉に問う。
「ええっ!? じゃあ、その銃は罠ってこと!?」
「俺がウォルフと戦った時、既に上空から偵察していたならば、ブノスは俺が銃を持っていないことを知っている。そして今、俺の目の前に転がってきた、敵の防御を崩せる強力な銃。怪しすぎる」
「た、確かに、言われてみれば!」
私は聖哉の言葉に納得するが、アイヒは声を張り上げた。
「いやいや! けどよ! 罠じゃなかったら、せっかくのチャンスを逃すことになるだろ!」
その瞬間、発光と轟音! 落としたブノスの銃が手榴弾のように爆発した!
立ち上る黒煙。小規模な爆破だが、もし銃を手に握っていたら、上半身が吹き飛んでいたかも知れない。
――ほ、本当に罠だったんだ……!
「マジかよ!」
「流石は勇者様! まるで予知能力! まさに世界を救う、神の御使い!」
アイヒが絶句し、ルーク神父が感激して涙を浮かべる。一方、ブノスは歯ぎしりしていた。
「ぐぐぐ……用心深い奴めえええ! でも、それじゃあどの道、俺は倒せねえぞおおおお!」
「……グランドレオンは強敵だった」
ふと聖哉が、ぼそりと呟いた。「あぁん?」とブノスが不思議そうな表情を見せる。
「グランドレオンの化身とも言える雷獣のアルテマを持つデューク・レオン――奴との戦いまで隠しておきたかったが、流石に頃合いか」
独りごちるように言いながら聖哉がマントを翻す。その途端、私は目を見張る! マントの内側には、軽く十丁を超える銃が装備されていた! 聖哉の上半身にはホルスターも付けられており、そこにも複数の銃が!
「拾うまでもない。銃なら俺も持っている。ウォルフと戦う前からな」
そ、そうよ! 聖哉は冥界で沢山の銃を作っていた! マントで体を覆ってたのは、寒かったからじゃなかったんだ!
「つーか、どんだけ持ってんだ!? アジトにある銃の総数と同じくらいあるぞ!!」
アイヒが叫び、ブノスもたまげた顔で聖哉の持つ銃を指さしていた。
「そ、それに、そんだけ銃を持ってて、なんでウォルフと戦った時に使わねえんだ!? そんなことして一体何の意味があんだよおおお!?」
私もブノスと同じで、そのことを疑問に感じていた。ウォルフ戦では聖哉の銃の使用を期待したが、結局抜かずにそのまま勝ってしまったのだから。
聖哉が静かに口を開く。
「上空から次の敵が偵察していると仮定して――俺が銃を所持していると知れば、ブノスは警戒レベルを上げただろう。だが、ブノスはウォルフ戦を見て、思った筈だ。『この勇者は近代戦闘のイロハも知らぬ上に、空撮にも気付かぬ間抜けだ』と。その結果、ブノスはたいした準備もせず、たった十名の部下と、上位スペリアルすら持ってこないという
「だから聖哉はずっと銃を持ってない振りをしてたんだ!? これから先、出てくる敵を油断させる為に!!」
今までの疑問が氷解して、私は叫ぶ。聖哉は冷たい目をブノスに向けていた。
「お前は先程、偉そうに『戦いは既に始まっていた』などと宣っていたな。だが、お前が戦いは既に始まっていたと思っていたそのずっと前から、既に戦いは始まっていたのだ」
聖哉の言葉にブノスも、私達も水を打ったように静まり返る。
えええ……? 『戦いは既に始まっていたと思っていたそのずっと前から、既に戦いは始まっていた』……? な、何だか、ややこしっ! でも確かに、私達を出し抜いたつもりのブノスも結局は、聖哉の手のひらの上で踊らされていた!
「な、何なんだ、おめえはよおおお……!」
聖哉はまだ、ブノスの防御を崩した訳ではない。それでもブノスは、呼吸を荒くしつつ、恐ろしい怪物に会ったような悄然とした顔付きで聖哉から一歩、後ずさった。
「そうだ。お前には、この銃を試してみよう」
聖哉が落ち着いた様子で、複数の銃から一丁を選んで抜く。それは先程爆発したブノスの銃が一回り小さく見える、大きな銃だった。
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