第百三十五章 物真似
聖哉の後に続き、セルセウスと雪道をテクテク歩く。歩きやすいのは人々が雪かきをしてくれているお陰だろう。やがて木造の建物が連なる大きな通りに出た。降り積もった雪の重みで潰されてしまいそうなみすぼらしい建物もあったが、人も悪魔も多数行き交っており、今まで見た中では一番活気がある。此処がイグルの町の中心のようだ。
「む。アレは道具屋か」
聖哉が目を細めた先には確かにそれらしき看板があった。木の扉を開けて山小屋のような店内に入ると、陳列棚に所狭しと薬草などの道具が並べられていた。壁には剣や盾なども立てかけられている。
「へえ。武器も置いてるわ。此処って
店主がいないようなので勝手に並んでいる商品を見る。悪魔と共存しているせいか、まじないに使うようなおどろおどろしい道具もあったが、聖哉が予想していたようにたいして冒険に役立つ物は置いていないようだ。しばらくの間、店内を物色していると突然、店の奥からガタガタッと音がして若い女の子が駆け込んできた。
「す、すみません! いらっしゃいませ! お待たせいたしました、お客様!」
十代前半だろうか。おさげの髪型にソバカスのある、あどけない顔の女の子だった。この店のお手伝いさんなのかな?
私は頭を下げてくる初々しい女の子に好印象だが、聖哉は呆れたような顔を向けていた。
「不用心だな。俺が盗賊ならこの店の道具や武器は全て無くなっている」
「本当にすいません! 店に出す品の準備を裏でしていまして……あっ、え……盗賊っ!?」
女の子は聖哉とセルセウスを見て、引き攣った顔を見せる。
「ちょっと! 聖哉が変なこと言うから誤解しちゃってんじゃん! 違うのよ! 盗賊なんかじゃなくて、こっちは勇者! 私は女神でこの筋肉も一応、神で……って、アレッ?」
その子の顔をまじまじと見ていると、不意に既視感を覚えた。
「ねえ私達、何処かで会ったことない?」
「いえ……」
「私、女神リスタルテ。アナタ名前は?」
「ニーナと言います」
「ニーナ……ニーナ!? ニーナってもしかして! アナタ以前、エドナの町に住んでなかった?」
「え、ええ、そうです! エドナは私と父の故郷です!」
年齢は違う。だが面影は残っている。私が聖哉を初めて召喚し、ゲアブランデに向かってすぐに知り合った年端もいかない女の子。それがニーナだった。
「うわー! こんなに大きく育っちゃってまぁ!」
「リスタ。お前、近所のオバサンみたいだぞ」
「だ、誰が近所のオバサンよ!」
セルセウスを睨むが、実際、見知った幼女が成長している姿を見て嬉しくなったのだから、確かにそれっぽいかも知れない。
ふと気付けばニーナは私を見て、目を輝かせていた。
「本当に女神様なんですね! 私なんかのことも知ってらっしゃるんだから!」
「あ、いや、それはたまたまって言うか……それにしてもニーナちゃん、万屋で働いてるのね?」
「はい。ロザリー様がこの職を与えてくださったんです」
「ロザリーが?」
「ロザリー様は生き残った人達をこの町に招かれました。それまで私と父は竜人の追撃を逃れつつ、各地を転々としていたんです。イグルに来たのは五年前。ようやく落ち着ける場所に辿り着けました。ロザリー様やケオス=マキナ様には感謝しかありません」
私の知っているゲアブランデでは、ニーナの父親はケオス=マキナに殺されかけた。なのに、この世界ではニーナはケオス=マキナに感謝しているという。うーん、運命って不思議ね……。
「そういえば、アナタのお父さんは? 一緒にお店やってるの?」
「いえ。父は少し前に亡くなりました……」
「そっか……」
この町は安全なのよね。じゃあ病気? それとも怪我? どっちにしても悪いこと聞いちゃったなあ。
私のせいで、しんみりしてしまった雰囲気は、ドサドサッと聖哉がカウンターに置いた大量の武器と道具の音で掻き消される。
「弱い武器、それにたいして役に立たなさそうな道具だが、合成すれば化けるかも知れん。一応、買い占めておく」
「待って、聖哉! 私達、今ゲアブランデの通貨、持ってないよ?」
「安心しろ。既に代金に代わるものは用意してある」
「へ?」
聖哉は懐から取り出した物を、ニーナの前にごとりと置く。
「……セルセウスの角だ」
「!? またソレかい!!」
いくら冥界で貴重でも全世界共通で使える訳ないじゃん!
「こ、これは魔神の角ですか!? 何て珍しい……!! 高値で引き取らせて頂きます!!」
「いやマジで
「フフッ……!」
何故だかセルセウスが頰を染め、自慢げに腕組みをしている。いやそこ威張るとこ!? 別にアンタが偉い訳じゃないんだよ!?
セルセウスに辟易していると、聖哉は購入した何十本もの剣をセルセウスに突き付けた。
「セルセウス。これはお前が持ち運べ」
「ええっ! こ、こんなに沢山っすか!」
「お前は剣神だろうが。持て」
「剣神だから剣をいっぱい持てって意味が分からな……も、も、持ちます!! 持たせてくださいっ!!」
聖哉が鞘を振り上げたのを見て、セルセウスは慌てて荷物袋に剣を詰め込み始めた。買い物も終わったので店を出ようとすると、ニーナが走り寄ってくる。
「あの、沢山買って頂いたので、よかったらコレ……つまらないものですが私の趣味で」
差し出されたのは花をパウチしたお守りのようなものだった。
あ! そういやこの子、昔も聖哉に押し花くれたっけ!
私の脳裏にあどけないニーナが聖哉に押し花をあげるシーンが蘇った。そういやあの時、聖哉は呪いのアイテムだなんて言ってたっけ。今考えると照れ隠しだったのかな。懐かしいわね――なんて昔を思い出していると、聖哉が不満そうな顔をしていることに気付く。
「たったの一つだと。百個くらいないのか?」
「!! いやそんなに押し花集めてどーすんの!? コレ、アイテムじゃないんだよ!?」
「む……よく考えればそうか。いつもの癖で言ってしまった。一つで良い」
「全くもう……!」
「というか、更によくよく考えれば、こんなもの別に必要ないな。……うむ。いらん」
「!? うむ、いらんじゃねえわ!! 一つは貰えよ!! 失礼でしょうが!!」
聖哉が突き返そうとした押し花を握りしめて叫ぶと、ニーナは声を上げて笑った。聖哉が「ふぅ」と短く息を吐く。
「行くぞ。もう此処に用はない」
「わ、分かったよ。……じゃあね、ニーナちゃん!」
「会えて良かったです、女神様。皆様の旅の無事をお祈りしております。さようなら……」
ニーナと別れて店を出ると、すぐに聖哉が冥界への門を出すように急かしてきた。私は門を出した後、少し気になって後ろを振り返る。セルセウスが不思議そうな顔で私を見詰める。
「どうしたんだよ、リスタ?」
「いえ……何でもないの」
さっきのニーナの笑顔。一見、明るい表情だったが、その裏に何か暗い陰が見えた気がして少し引っかかったのだ。しかし、
「あ! 待ってよ、聖哉!」
聖哉がいち早く門を潜るのを見て、私も慌てて後に続いたのだった。
「……ゲアブランデよりは冥界の方がまだ落ち着くなあ」
「まぁ、そうね。何だかんだでウノちゃんの家って居心地良いし」
セルセウスと話しながら、居候しているウノの屋敷の玄関に辿り着く。私達に気付いたウノとドゥエは笑顔で出迎えてくれた。
「おかえりなさい! よくぞ、ご無事で!」
冥界は神界のように時間の流れが非常に緩やかだ。私達がヒュドラルを倒し、イグルの町にいた数時間もウノ達にとっては数日である。私はウノに感慨深げに手を握られた。
通された広いリビングでドゥエが私に尋ねてくる。
「それで首尾はどうだい?」
「いやぁ、ヒュドラルっていう竜人は倒したんだけど、その後は特に。『捻曲ゲアブランデ攻略を開始する』なんて大見得きって出て行ったんだけどね……」
聖哉にジト目を向けるが、大見得きった本人は何食わぬ顔で言う。
「『ゲアブランデ攻略はロザリー達に任せるという攻略』を現在進行中だ」
「何よ、その変な攻略は……!」
「良いのですよ、リスタ様。聖哉様のペースで攻略なされれば……では紅茶でも淹れましょうか?」
「それより一つ聞きたい。冥界の七番街にはジョーカという奴がいるのだろう?」
「は、はい」
ウノが頷くと、ドゥエは「なるほど」と膝を打った。
「ふむ。もしジョーカの技を身に付けられれば、今後、色々と便利だろうな」
――ジョーカ? な、何なの、それ?
私とセルセウスを置いてきぼりにして話は進む。聖哉は二人にジョーカとやらの詳細な住処を尋ねていた。どうやら事前に冥界をリサーチし、次の修行先の目星を付けていたようだ。
「よし。それでは行くぞ」
「えっ、もうっすか? 紅茶くらい飲んでからの方が……」
渋るセルセウスの首根っこを掴み、聖哉はウノ邸を出た後、七番街とやらに向けて歩き出した。
「あ……霧だわ……」
向かっている途中で冥界名物の濃霧が現れる。それでも聖哉は迷わずスタスタと歩み続けた。
「ねえ聖哉。道、分かるの? こんな濃い霧の中なのに」
「ウノ邸周辺及び、六道宮から半径5キロ以内の地理は完全に把握している。多少視界が悪くとも問題はない」
「そーなんだ。相変わらず準備が良いのね」
「いずれは冥界の地図を作ってやろうと思っている。何処にどんな特質の者が住んでいるか分かれば修行の際、便利だからな」
「地図かー。でも冥界も神界みたいに、とんでもなく広そうだよ?」
「フン。必ず作成してやる。どれだけ労力や時間が掛かろうとも、必ずな」
「地図作る為に一生捧げた人みたいになってるよ……聖哉の目的ってそうじゃないでしょ……」
「分かっている。だからこそ今からジョーカに会いに行くのだ」
「そのジョーカってのは一体、」
聖哉が無言で前方を指さす。いつしか霧は弱まっていた。眼前に広がる光景を見て、私は驚いてしまう。それは今まで見た冥界のどの景色とも違っていた。
大きな鉄の門の背後に広がるのは、巨大な観覧車。向こうには何とメリーゴーランドやジェットコースターまである。
「な、何だこりゃ? 遊園地かよ!」
「冥界にこんな所があるのね……!」
あれ、ちょっと待って!! これって聖哉と遊園地デート!? ……なんて一瞬フワッとしかけるが、よくよく見れば辺りには私達以外誰もいない。置いてある遊具も随分古びているようだ。まるで何十年も放置されたような有様である。ムードも、へったくれもない。
聖哉に続いて入場門より少し歩くと、
『冥界遊園地』
そう書かれた看板を、とんがり帽子に赤鼻、派手な衣装のピエロが掲げていた。
「……アレって人形かしら?」
おそるおそるピエロに近付いた時、
「ようこそ!! 楽しい楽しい冥界の遊園地へ!!」
「わわっ!?」
人形ではなかった。急にピエロは大きな声を出した。だがその後、辺りは水を打ったようにシーンと静まりかえる。客は私達以外ゼロ。遊具もボロボロ。木枯らしの吹く廃墟のような遊園地を見渡し、ピエロは寂しそうに笑った。
「昔は随分と賑わっていたんだ。けれど、いつの間にかご覧の有様さ」
「い、一体何があったの?」
「さぁね。でも、いつしか冥界の者は誰一人、此処に遊びに来なくなってしまったんだよ」
「……もしや、お前がジョーカなのか?」
「ああ。オイラがサーカス団の団長、道化師ジョーカさ」
「サーカス団? 他にもアナタの仲間がいるの?」
「今はオイラ一人だけさ。お客さんと同じ。オイラの傍にいる者は一人消え、二人消え、いつの間にか皆いなくなってしまうんだ……」
セルセウスが私に耳打ちする。
「な、何だかコイツ、ヤバそうじゃないか?」
「え、ええ。確かに不気味ね」
もしかするとこのピエロが人をさらったりしてるんじゃ……それでも私は勇気を出して聞いてみた。
「それでジョーカ。アナタってどんな技が使えるの?」
するとジョーカは赤い口をにやりと歪める。
「それでジョーカ。アナタってどんな技が使えるの?」
「!! ええっ!?」
ビックリして叫んでしまう。私の声そっくりにジョーカがオウム返しをしてきたからだ!
「へぇ、リスタの声、そのまんまだな!」
「うむ。これがコイツの特技なのだろう」
「じゃあ技って……物真似なの!?」
聖哉が頷くと同時にジョーカがまた私と同じ声を出す。
「じゃあ技って……物真似なの!?」
す、凄い! ホントに私の声そっくり! でも……
「あの分かったから、もう真似るのやめてくれる?」
「あの分かったから、もう真似るのやめてくれる?」
「ちょっと鬱陶しいんだけど……」
「ちょっと鬱陶しいんだけど……」
「や。本気でやめてくんない?」
「や。本気でやめてくんない?」
「冗談でなくマジで」
「冗談でなくマジで」
やがて苛つきが最高潮に達し、私はジョーカの胸ぐらを掴んだ。
「しつけえわ!! やめろってんだよ!! んなことばっかしてっからお前、遊園地も寂れて、周りに誰もいなくなるんだよ!!」
するとハッと気付いたようにジョーカは、ガックリと肩を落とした。
「そ、そうだったのか……! だから皆、消えちゃうのか……!」
あ、あら……ちょっと言い過ぎたかしら?
聖哉がジョーカの肩を軽く叩き、フォローする。
「気にするな。その物真似が重要なのだ。お前は声だけでなく、相手の繰り出す技まで模倣することが出来るのだろう?」
聖哉に言われて、ジョーカは機嫌を取り直したように笑顔を見せた。
「そうさ! オイラの物真似は完璧なんだ!」
「あ、相手の技のコピー? そんなことが……?」
「うむ。コイツの物真似をマスターすれば、敵がどんなに強力な技を持っていようが、同じように真似て相殺できるという訳だ」
それは確かにとんでもなく凄い! けどホントにそんなこと出来るの?
聖哉は真剣な顔で思案するようにアゴに手を当てる。
「神域の勇者が狂戦士状態を第四段階に引き上げられるとしても、それを模倣することが出来れば勝機はあるだろう」
「ええっ!? ステイト・バーサークの第四段階を真似る!? いくら何でもそれは……」
「試してみる価値はある」
聖哉は懐からセルセウスの角を取り出し、ジョーカの目の前にかざした。
「冥界の者に何か頼む時には取引が必要だったな。コレをお前にくれてやる。代わりにお前の技を教えろ」
しかしジョーカは首を横に振った。
「なかなかの
「ほう。強情な奴だ。あと何十本欲しい?」
「せ、聖哉さんっ!? そんなに角、あげようとしないで!! それ、痛いんで!!」
「黙れ。角以外のところもへし折るぞ」
「ヒイッ!?」
咄嗟に股間を押さえてセルセウスは黙りこくった。だがそんなセルセウスに全く興味がないように、ジョーカは私をじっと見詰めていた。
「そこの女神様は何の女神様なのかな?」
「私は治癒の女神だけど……」
「ならその治癒の女神様に協力して貰うよ。付いてきて」
!? も、猛烈にイヤな予感しかしない!!
ひょこひょこと歩くジョーカは、大きなサーカステントの前で立ち止まる。ジョーカに続いてテントの中に入った私は思わず声を上げてしまう。
「動物っ!?」
サーカステントには沢山の檻が置いてあり、そこにはトラ、熊、ライオンなど地球に生息するような猛獣が入れられていた。
「リスタ! 見ろよ! モンスターまでいるぞ!」
セルセウスが言うように、大きめの檻には何とドラゴンやキマイラが! ジョーカは得意げに胸を張る。
「オイラ、色んな世界の生物に興味があってね! 異世界のモンスターはもちろん、地球の動物も集めてるのさ!」
「そ、それで私に一体何をさせる気なのよ?」
道化師はにやりと笑う。
「女神様には下着姿になって、檻の中に入って貰いたいんだ!」
「えええええええええええ!?」
噓でしょ!? どうして檻に!? しかも服を脱いで!? ま、まさか……
「モンスターに私を襲わせて、りょ、陵辱したりする気じゃないでしょうね!?」
「何言ってるの? モンスターの檻じゃなくて、こっちの檻だよ」
ジョーカが指さした先には、大きな黒いマウンテンゴリラが入っていた。
「女神様! この檻に入って、マウンテンゴリラの物真似をしてくれるかな!」
「!? 何でだよ!!」
「……リスタ。コイツはそうさせることでお前から発生するHPが欲しいのだろう」
「それだったら、セルセウスにやらせてよ!」
「おい! お前、俺を身代わりにしようとするなよ!」
しかしジョーカは指を横に振る。
「元々ゴリラっぽい者がゴリラの真似をしてもHPは上がらないよ」
「ハハッ! 聞いたか! 俺はゴリラっぽいから無理なんだ! ……いや待て! 失礼だな、このピエロ!」
「そ、そもそも、どうして下着姿にならなきゃなんないのよ!?」
「その方がドラミングとかしやすいかと思って」
「!! ドラミングさせるつもりなの!? わたしゃ、女神やぞ!? 分かってる!?」
私はいきり立つが、聖哉が私とジョーカの間に立ち塞がった。
「とにかくやれ。ジョーカの技を覚えることは、神界を救うことに繫がるのだからな」
「だからって女神がゴリラの真似とかありえない……えええっ、ちょっと聖哉!?」
私を抱きしめるように腕を回し、聖哉はドレスをいそいそと脱がし始める!
――な、な、何よコレ……聖哉に服を脱がされてる……? や、やだ……ちょっと興奮してきちゃうじゃない……! ハァハァハァハァッ……!
脳が妄想に支配されているうちに『ガシャン』と音がして、
「あれっ!?」
……気付けば私は黒い毛並みのマウンテンゴリラと一緒の檻に入れられていた。ジョーカが楽しそうに笑う。
「さぁさ、楽しい楽しい『女神ゴリラショー』の始まりだ! コイツは見物だよ!」
「!! 女神ゴリラって何よ!?」
こうして私は下着姿のまま、ゴリラの物真似を強要させられることになったのでした。
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