その海の名は狭界

 アギキタ領本土への第七次首都急襲作戦は成功した。

 本国へと舵を取る、騎兵母艦きへいぼかんイワキの食堂は戦勝に賑わっていた。損害は軽微けいびで、戦果せんかはめざましく……だが、酒を許された古参兵こさんへい達の中にあって、ミウトはうつむきふらふらと漂う。着艦ちゃっかんして狭流導線甲冑ワイヤードアーマーから解放され、もう狭流力フィングの自由を許されている。しかし、生の安堵あんども、死の恐怖も彼には訪れなかった。

 ただ、闘争とうそうの興奮に囲まれながら、その中で自分を発揮できぬ未熟さを痛感つうかんするだけ。


「ミウトォーッ! このやろ、生きてたかっ! ははっ、お互い生き残ったな」


 不意にドン! と肩を抱かれ、熱い飛沫しぶきが頬を僅かに舐めた。それを拭ってミウトは、無遠慮に身体を預けてくる親友によろけた。両手のマグにこぼれそうな珈琲コーヒーを回して、同年代の少年がその片方を押し付けて来る。

 湯気を上げる珈琲よりも、友の、ジョシュア=レイズル=ヤマノベの体温にミウトの表情が和らいだ。


「ジョッシュも無事で。良かった、じゃあ――」

「ま、母艦直衛ちょくえい破槍騎兵ディフェンダーなんて、侵攻作戦じゃ暇なだけだもの」


 振り返れば、腰に手を当て口をとがらせる少女が立っていた。短く切り揃えた前髪の下で、くるりとつぶらな瞳がミウトを、その全身を確認するようにねめ回してくる。大きな怪我がないと知るや、彼女は安心した様子で二人の少年を追い越した。

 幼馴染おさななじみのサヤコ=オダギリが、こうしてお姉さんぶる姿を見せれば、不思議とミウトは生を実感できた。着替えてなお、背に沈黙する空鞘が、無言でそれを追認ついにんする。

 ミウト、お前は生きていると。


破弓科ボマーなんて、ミウトには向いてないんだから……一緒に破槍科ディフェンダー、くればいいのに」

「そうだぜ、ミウト! サヤコと俺と三人で、また一緒につるんで飛ぼうや」


 狭い食堂の一角に席を占め、サヤコを挟んでミウトとジョシュアは座った。テーブルに身を乗り出してジョシュアは盛んに、そうだ、それがいいと繰り返す。そうしてサヤコに何度も同意を求めるのだが、当のサヤコは当然だと言わんばかりに、静かに湯飲みを傾けていた。


「タクトさんだって最初から、ミウトが軍に入るのは反対してたしさ。どうせなら……」

「ちょっと、ジョシュア君?」


 兄の名を出されてミウトは僅かにたじろぎ、その姿にサヤコが敏感に反応した。しまった、と口を両手で押さえるジョシュアを、サヤコの眼差まなざしが串刺くしざしにする。そんな光景に苦笑して、ふと頬杖突いてミウトは視線を彷徨さまよわせた。

 確かに兄は――タクトは、ミウトが軍に入ることに反対していた。自分が翔騎士シュヴァリアーとして飛ぶから、ミウトまで危険な事をする必要はないと。そう笑って、あの日も兄は家を出た。最後の最後まで、底なしに優しい兄だった。

 兄タクトは、ミウトがあこがれる蒼穹そうきゅう翔騎士シュヴァリアーで、故郷の英雄だった。それはすでにもう、今は過去の話になってしまった。

 遺された空鞘が少しだけ重さを増す。






「ヘイ、フィグビジョンをつけろよ。もう本国からの映像がつかまるぜ?」

「自分でやんな、俺ぁこのふねを押すので精一杯……雑草一本分の力も余っちゃいねぇよ」


 セーラーのカラーを僅かに揺らして、屈強くっきょう海兵かいへい達が食堂に入ってきた。この艦のクルーである事を示す狭流環フィグリングが、太い手首を取り巻いている。それは装着者から狭流力フィングしぼし、さだめられた物を……例えば彼等ならこの騎兵母艦イワキを、海に浮かべて波間へ飛ばす。

 改めてミウトは、狭界と呼ばれる自分達の世界……失われた地と、滅びの天の間に広がる、不安定な海の摂理を思い出した。そこに生きる人は皆、狭流力フィングと呼ばれる力がなくば、たちまち天へと吸い込まれてしまう。

 髭面ひげづらの海兵は肩をすくめて笑うと、食堂の壁一面を占めるモニターへと手をかざす。そうして腕の狭流環フィグリングを握れば、無数の象句ソネットが画面を走った。

 やがてノイズ交じりの映像は鮮明さをまし、食堂の視線が吸い上げられる。


『さて、次のニュースです。先程、アルメリア合衆国政府が公式に……』


 本国の報道番組が映るや、妙齢みょうれいの女性キャスターに、その軍服以外久しぶりに見るブラウンのスーツ姿に口笛が鳴る。自然とミウトは、思惟しいを逃がすように異国のニュースを見詰めた。


『なお、消滅するメエン州が肉眼で観測されており、その狭度きょうどがゼロに達した時刻は……』


 映像が切り替わり、食堂が無言の悲鳴に満ちた。

 常明とこあけの天へと今、かつて一繋ひとつなぎだった大地の破片が……狭界に漂う島の一つが、吸い込まれてゆく。ただ静かに、波のぐ音だけを背景に。白い闇のような天は、そこに見えない一線が引かれているように、狭度ゼロを超えたものを有象無象うぞうむぞう区別なく飲み込むのだった。


「あれ、ママンの故郷だったんだぜ」


 ジョシュアが一言呟き、温くなった珈琲を一気にあおった。

 狭界と呼ばれる狭間はざまに浮かび漂う、大地の破片で人は暮していた。島は住む人を乗せて不規則に海を流されながらも、数個から数十個単位で一つの国家を形成していた。ミウト達が生まれ育ったツルガ公国も、そんな島の一つ……列島国家オヤシマに連なる自治領だった。

 それはつい先程まで、戦火に焼かれていた――焼いてきたアギキタ領も同じ。


『これでアルメリア合衆国は全三十二州にまで減り、大統領府は緊急にオヤシマへ援助を……』

「まあ、何もない田舎だって聞かされてたしな。枯れた島でよ、だからママンも移民したんだ」


 狭界は自然と呼ぶには、余りにも整然せいぜんとした厳しさだった。漂う島々は全て、たった二つのルールで狭度が決まり、浅くなれば天へ吸い込まれて消滅する。深まれば安定するが、海の底には失われた希望の大地がある……それはもう、神話のおとぎばなしだった。

 狭度を決める運命さだめはたった二つ。そこに根ざして暮す人間の数と、生きる者の存在感。

 生まれながらに人は狭流力フィングを持ち、その力で故郷を支えるのだ。そしてその人口が多いほど島は安定する。何より、そんな民の心の支えとなる、絶対存在が島を導く。

 それは王であり、芸や楽をなす者であり……国を守り戦う者。その頂点に君臨くんりんする――

 ミウトは背の空鞘に手を回して、でながら溜息をこぼした。






 ニュースが国内問題に切り替わり、スポーツや芸能の話題になると、食堂の空気が変った。誰もが同盟国の、その一部が永遠に失われたことから気をらそうとしていた。ジョシュアも努めて平静をよそおい、それを察したサヤコが慰めの言葉をかける。

 そんな二人の会話に遠慮し、友へと心の中でエールを送って、追想ついそうに逃げ込もうとしたその時。ミウトは脳天に突き抜けるような衝撃を受けて短い悲鳴を上げた。


「ったく! このオオバカヤロウッ! 破弓騎兵ボマーは矢ぁバラいたら離脱りだつつってんだろ!」


 頭上から怒声どせいが降ってきた。さながら破弓アスロックより放たれ、仮初かりそめの大地を焼く砕矢ヘジホッグのごとく。目尻に涙を浮かべて頭を抑えながらも、ミウトは白いエプロンの胸に抱き締められた。金曜日を告げる香辛料の匂いがした。


「キョウヤさん! お疲れ様ッス、俺等三人とも今日も無事ッスよ」

「ジョシュア君はちょっと危なかったけども。オダギリ軍曹以下三名、無事帰艦きかんしました」

「おう、お前等も無茶すんなよ? 無茶と言えば……危ないのは、こいつ、だろぉがっ!」


 ジョシュアとサヤコが、座ったままで形式ばかりの敬礼けいれいを投げかける。それを受け取るコック姿は、太い腕でミウトの頭を小脇こわきに抱えると、割れろとばかりに締め上げた。

 それがキョウヤ=ナンバにとっては、亡き友に代わっての愛情表現だった。


「バラ撒いたら離脱……僕はでも、今日も。僕は、兄さんみたいには、なれない」

「……バァカ、タクトは翔騎士シュヴァリアーだ。翔騎士シュヴァリアー翔騎士シュヴァリアー破剣騎兵ファイターとしか戦わねぇよ」


 そうでありましょう、と急にキョウヤの声がかしこまる。解放されたミウトは、弾かれるように立ち上がって敬礼する、緊張したサヤコとジョシュアの向こう側に見た。

 紅蓮の翔騎士シュヴァリアーがそこにいた。


「彼がミウト=タカナシ軍曹でありますが」

「ありがとう、ナンバ曹長そうちょう


 深紅の狭流導線甲冑ワイヤードアーマーを脱いでも、無機質なカーキ色の軍服が紅い髪を際立たせる。それを総髪に翻して、カナデが静かに食堂へと入ってきた。下士官かしかんが集うこの場には、普段は滅多なことがない限り士官しかんが現れる事はない。まして、トップエースにして軍の象徴、紅蓮の翔騎士シュヴァリアーともなれば尚更。

 自然と兵士達が道を空ける中を、「諸君、御苦労」とだけ発してカナデが近付いて来る。それが自分を目指していることにミウトは目を白黒させた。サヤコとジョシュアの間を抜けて、彼女はついにミウトの眼前に立つ。

 改めて見れば、その美貌びぼうにミウトは言葉を失った。端整たんせいで鼻立ちのよい小顔が、武人ぶじんの誇りで引き締められている。凛とした空気が身体を包み、まるで周囲から切り取られたような圧倒的存在感をミウトに訴えてくる。

 そう、この世界で最も島の狭度に貢献できる存在――翔騎士シュヴァリアー


「面影が、似てるな」


 ミウトは眼前の上官が、突然ぽつりとこぼした言葉を拾い損ねた。しかし真っ赤な瞳が僅かにうるんで、じっと自分を……その身を貫いて、背中の鞘に注がれているのだけはわかった。周囲も騒然そうぜんとして、あれこれと憶測おくそくを呟く声がひそめられた。


「中尉殿っ! お会い出来て光栄であります!」

「ぜっ、是非、握手をしていただきたく思います! 無礼を承知でお願いいたしますっ!」


 しゃちほこばってミウトとカナデの間に、肉のカーテンがしかれる。それは先程、フィグビジョンのやり取りをしていた海兵だ。カナデは顔色一つ変えず手を差し出し、硬くいかつい手を取り、さらに手を重ねる。


破剣科ファイター破弓科ボマー破槍科ディフェンダー……何より母艦あっての翔騎士シュヴァリアーだ。感謝を」


 厳粛げんしゅくな良く通る声が、ミウトとそう年も変らぬ筈の少女を英雄に飾った。感激が伝播でんぱんしてゆき、食堂内は歓声で満たされる。これもまたつとめだと、横目でカナデがミウトに小さくうなずいた。代わる代わる、男と言わず女と言わず、カナデは友軍兵士達の手を取り、言葉を掛ける。

 それも終りかけ、いよいよと彼女が改めてミウトに向き直った時。


「ヒツガヤ中尉、今日は敵の……アギキタの翔騎士シュヴァリアーを、次期領主のナルヒコを討ち取ったと聞きました! おめでとうございます!」


 ジョシュアが興奮に顔を上気させ、ずいと右手を突き出しこうべを垂れた。その時ミウトは、カナデが僅かにはなじろんで、眉間みけんしわを寄せるのを見る。しかしそれも一瞬のことで、端整たんせい戦乙女いくさおとめの無表情がジョシュアの手を取った。


翔騎士シュヴァリアーの撃墜は初めてと記憶しております。自分は、その、中尉のファンでありまして!」

「ありがとう、少年」


 ジョシュアは白い手の温もりを確かめるように、身をカチコチにしながら一歩踏み込む。


「ぜっ、是非<焔音ほむらね>を! 中尉の創剣カノン、<焔音ほむらね>を見せていただきたく願います!」

「ちょっと、ジョシュア君!? 申し訳ありません中尉、彼はちょっと……」


 それは恐らく、食堂の誰もが思いながら、口には出せないでいたことだった。若さゆえと周囲からはとがめるような、それでいて賞賛しょうさんするような気配が押し寄せる。


「軍曹、構わぬよ。翔騎士シュヴァリアー同士の一騎討ちが決着するなどまれだからな。そう、稀なのだ……」


 言葉尻が消え入るように怒りをびて霧散むさんする。同時にカナデは、肌身離さず持ち歩く自分の分身を背から下ろした。<焔音ほむらね>はツルガ公国に古くより伝わり、代々国宝とされてきた創剣カノンだった。

 ヒュン、と軽く振って見せ、それを何気なくカナデが放る。受け取るジョシュアは、両手でわたわたとおどらせた挙句あげく丁重ていちょうに抱き締め身を震わせた。無論、手にした者なら誰もがそうするように……そうする自分が止められないように、柄に手をかけ鞘を握る。

 抜く、抜いてみる。


「おいおい、ジョッシュ……すみませんね、中尉。自分の顔に免じて、許してやってください」

「構わぬ、曹長。皆も触れてみるとよい」


 そうして<焔音ほむらね>が手から手へ、食堂を一巡する間……カナデは黙って腕組み、時折前髪をかきあげる。その仕草はまるで、荒地に咲く花がほころぶようだとミウトは思った。


「カーッ! びくともせんぜ、これが創剣カノン

「しかし中尉、翔騎士シュヴァリアーを、創剣カノンの使い手を討ち取ったということは」

「一歩、<焔音ほむらね>も解剣エクシードに近付いたってことですよね?」


 静かに頷き、戻って来た<焔音ほむらね>を手に、カナデが背筋を伸ばす。瞬間、場の空気が静まり返った。紅蓮の翔騎士シュヴァリアー創剣カノンを手に、静かに刃を引き抜いてゆく。それはミウトが先程の戦闘で見た時よりも、長く刀身とうしんを外へとさらした。並ぶ象句ソネットも二つに増えている。

 創剣カノンは、同じく創剣カノンを振るう翔騎士シュヴァリアーを主が倒すことで、一つずつ象句ソネットを増やして成長する。抜ける刀身も長くなり、最後には解剣エクシード……抜け切った時こそ、創剣カノンは真に絶対となるのだ。それを果した人間をミウトは、カナデは、何よりこの場の全員が思い出してしのんだ。


解剣エクシードへは近付いたが、な。ナンバ曹長、確か貴官きかんは以前」

「ハッ、以前はタカナシ大尉と一緒に飛んでおりました。……今は中佐、でしたな」

「うん。その、あの方は……タカナシ中佐の創剣カノン、<空鳴そらなり>は……象句ソネットは、どうであった?」

「どう、と申しますと? 中尉の方がお詳しいのでは?」

「確かに<焔音ほむらね>は、以前より力を増した。しかし、これを見ろ。少年、君もだ」


 言われてミウトは、キョウヤに並んで目を凝らす。剥き出しの刀身に踊る<焔音ほむらね>の象句ソネットは、先程の戦闘でも見た<火>……そして増えた第二の象句ソネットもまた、<火>だった。

 象句ソネットとは、この世のあらゆる道具に記された、狭流力フィング具象化ぐしょうかさせるすべ。日用品から武器にいたるまで、全ての物へと狭流力フィングを通わせ満たす言霊ことだまだった。その文字には意味があり、読んで字のごとき力が発現する。


「いや、同じ象句ソネットが並ぶというのは……自分は初めて見ます。おいミウト、どうなんだ?」

「あ、はい、ええと。兄さんの<空鳴そらなり>は、<風>と<疾>と、それに<烈>、<轟>……そして<天>」


 かつて背の鞘に納まっていた、象句ソネットの数々をミウトは覚えていた。それを聞いて、まるで記憶を確かめるように、チンと<焔音ほむらね>が鍔鳴つばなりに納められる。


「やはり<焔音ほむらね>、お前は認めてはくれないのだな。今日の、あのような結果を」

「あのような、って……ミウト、何があったんだよ? 創剣カノンって成長すんだぞ? 解剣エクシードに向けて一個一個、象句ソネットが増えんだ。でも、同じ象句ソネットが並ぶなんて初めて見……ふ、ふががっ」


 好奇心に目を輝かせて言い寄る、ジョシュアの口をサヤコがふさいだ。それでも喋るのをやめない親友に、ミウトはぼそぼそと今日の出来事を語る。それを聞いてキョウヤが「殿下を飛ばしたか、ダチ公」と苦笑したが、周囲の声がそれをつぶした。


「それはないぜ坊主ボウズ、シズル様が? だってお前、あの御方おかたは……」

「気をつけろ、不敬ふけい憲兵けんぺいに引っ張られるぞ? でも、なぁ」


 今日、カナデの敵を割り込み砕いた、母国の姫君、シズル=ツルガ。彼女は、生まれながらに狭流力フィングを持たない、不能ふのうの姫君だった。狭流導線甲冑ワイヤードアーマーはおろか、日常生活では湯を沸かすことすらままならない。

 それでもミウトは確かに見たのだ……まるで鳥のような――今思えば、天使のような――神話につづられた、羽撃く翼を背に、巨大な鉄塊を振り回す姿を。優雅さと蛮勇ばんゆうが同居した、半裸で海を飛ぶシズル=ツルガを。


創剣カノンのことであれば、中尉。父君に、ヒツガヤ元帥げんすいに相談してみては」

「それは面白くない話だな、曹長。軍の噂は私の耳にも届いている。当事者だからな」

「これは失礼を。では、自分の友人に」

「帰国後に会う手筈てはずだ。それも面白くないが、任務とあればしかたない。そうだな、准尉じゅんい?」


 ミウトは思わず、自分を指差し疑問符を浮かべた。

 自分が、准尉?


「本国帰還後、王宮に参上せよ……復唱ふくしょうを、ミウト=タカナシ准尉」

「ハ、ハッ! ミウト=タカナシ、帰還後に王宮へ……王宮!? それに、准尉って」

「面白くない話なのだ、少年。私達は出戻り姫のわがままに巻き込まれたらしい」


 それだけ言って、颯爽さっそうと総髪を翻すと。普段と変らぬ歩調で、取り乱すことなくカナデは食堂を後にした。僅かにその肩が震えているように見えたが、それは突然の昇進に驚くミウトも同じだった。

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