襟
ひなた にこ
襟
ほら
また
あなたの襟
片方だけ上がってる
いつもそう
だから
そっと手を添えて
きちんと正してあげる
あなたのそういうところ
いつも呆れて
でも
愛しくて
今日もまた
あなたの襟が
片方だけ
上がってる
首に不意に指先が触れる
あなたは
無邪気に
少し笑う
また
ほらまた
今日もまた
わたしが
気付いてる
きっと
明日も…
襟 ひなた にこ @nicohinata
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます