2.ファンタジーの世界へようこそ
小学校高学年に上がると、いよいよ私は本の虫となっていた。時間があれば本を手に取り開く。登校する時間も、下校する時間も惜しい。そう思って本を読みながら歩いていたら、なんどか溝に足を突っ込んだこともある。よくもまあ事故にあわなかったものだなと思う(よいこのみんなはマネしないでね)。
この時期に好んで読んでいた本の種類は、大きく分けて三つある。
そのなかでも私の人生における大きな出会いの一つであり、今でも堂々の1位を占有し続けているジャンル、それは「ファンタジー」である。
ファンタジーといってもいろいろある。異世界を舞台にしたもの、現代と異世界が入り乱れるもの、現代(古代を含む)を舞台にしたもの。私はどれも好きで、いろんな本をむさぼるように読んだ。その一つ一つの世界を主人公と旅をし、喜怒哀楽を分かち合い、文章の美しさを楽しみ、見せ方を学んだ。
私にその世界を教えてくれた本は上げていけばきりがない。だが今手元に残っている本を中心に、印象に残った本を紹介していきたいと思う。
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