経緯13:ブルガダ症候群以外の不整脈

2~3年位前から、ICDチェックの際に不整脈が記録されていることが多くなってきました。最初に倒れた時に、医師から説明された「ブルガダ症候群以外にも、不整脈が隠れている可能性がある」という言葉が思い返されて、いよいよ他の不整脈も表に出てきたか……と感じました。

3~4ヶ月毎の定期検診の時にホルター心電図も取っていて、時々ブルガダ特有の波形(coved型やSaddleback型)が出ていていましたが、3年位前の検診の際に、WPW症候群らしき波形が出ていると指摘されました。


WPW症候群は心房細動を誘発することがあり、時には致死性の不整脈に繋がる場合もあるそうです。カテーテルアブレーションでの治療が有効で、治療可能な不整脈なので、正直それほど心配はしていなかったりします。また、万が一に危険な不整脈が出たとしても、旦那君の場合はICDがあるので安心(?)です。


【WPW症候群】

上室性頻拍を引き起こす不整脈の一種で、心臓の電気信号の回路に余分な回路があり、それが原因で脈が乱れ、不整脈を誘発するようです。

カテーテルアブレーションでほぼ根治できますが、無症状であったり、頻繁に不整脈がでないようなら、経過観察になる事が多いようです。


転院前の、新宿の病院に通院している時には、定期検診の時にWPW症候群の波形が出たことは記憶にありませんでした。また会社の健康診断でも指摘される事はなかったので、年齢を経て出てくる事もあるのだな……と、改めて感じました。


現状では自覚症状もあまりなかったため、特に投薬などの治療はなく、様子を見ていく方向になりました。

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