第3話 如月鉄道

四吉は、如月鉄道ひつか線に乗りました。

ひつか線は乗り心地が良く、四吉は眠ってしまいました。


終点ひつか中央に着き、車掌さんが

「お客様、ひつか中央に着きましたよ。」と四吉に声をかけました。

四吉は飛び起き、電車から降りると、スマホを改札機に叩きつけました。

乗り過ごしたのではありません。

仕事に間に合わないかも知れないからです。

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