第2話 如月駅
「今日も数字鉄道をご利用くださいまして誠にありがとうございました。間もなく、終点 如月 如月です。」
車内放送が流れて、如月駅に到着。
如月市も、大きな都会です。
改札の音が響く、駅の中。
「こんなに人がいたら、翔くんも見えないや」
四吉はそうつぶやきました。
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