実際にそんな人をいくらでも見てきました。どうやっても通じない相手を。
私もコンビニ勤務経験があるので、共感できる点がたくさんあります。部下が上司の尻拭いをしなきゃならないなんて、うんざりですよね。オーナー夫人の事情もよく伝わりました。世の中から歪んだ上司が減ることを祈るばかりです。
文体は柔らかいが内容は順序立っていて、コンビニのことをよく知らなくても理解できる。また状況の推移についても関係のない話が入るようなことがないため話に一貫性がある。非常に高いレベルのノンフィクション作品であり、一読の価値はある。更新が楽しみな作品のひとつです。
まだ序盤ですが軽快な文章の中にやばそうな空気がただよっています。アルバイトっていうと、社会を知らないってことでいいように扱われる友人たちが大学にたくさんいました。おかしいと思ったら主張してほしい。社員じゃないバイトだからこそはっきり自分の意見を主張して労働法武器にできるはずです。最初は小さな缶からだったとしてもそれが権利を踏みにじるものになってしまうかもしれません。多くのひとにその意識を持ってもらえるよう、応援いたします。