第2章  出逢

第5話  奴隷の女の子を救おう!



(のどかな風景だ……)


 魔方陣で異世界に送られた俺は川のほとりにいた。周りを見渡す事もせず目の前に流れる川を見続けている。


(聖夜と紺野さんも無事に着いたかな……)


 これからいったい何をしたら良いのか、何が出来るのかも分からない。どこに町があるのか、どんな生活をしているのか。二人の事も心配だったが、まず現時点で頼れるのは自分のみ。出来る事からやっていこうと心に決める。


(まずは持ち物の確認だよな)


 ステータス画面を表示するかのように、自身の装備を確認する。



  頭   →   VR型サングラス

  体   →   スーツ上下

  足   →   DUNL◯P



(それで……道具はなしと……っ!?)


「なっ!? なんでぇーーーー!? 俺のっ! 革靴がっ! DUNL◯Pのハイテクシューズにっ!?」

(あれっ!? どうしてっ!? あのじじいっ! どさくさに紛れて俺の革靴パクりやがったなーーー!!)



 憤りを隠す事なく全身で表現していると、不意に声がかかる。


「……何をしている。いつの間に現れた?」


 キセルを吹かしながら怪訝な顔つきでこちらを伺っている。異世界に送ってくれたモダンボーイなじいさんと同じように年配の方だった。こちらでは普通なのか子供のカバに荷車を引かせている。何故だかその荷車のサイドにはファイヤーパターンがペイントされていた。

 現実的ではない組み合わせに臆するものの俺は覚悟を決め、記念すべき異世界での初コミュニケーションを断行する。


「こんにちわ!」

「……」

「こんにちわ!」

「……」

「こんにちわ!」

「聞こえとるよ……」


(ならさっさと挨拶しやがれってんだ。じいさんには手を焼かされっぱなしだぜ)


「こんな所で何をしている?」

「……」


(他の世界からバックレて来ました! ……とは言えないよな)


 すると後ろにいた子供のカバがこちらへとやって来る。何する訳でもなくカバは俺の近くで動かなくなった。


「かわいいですね」

「……ヒポという。……お前は馬が好きなのか?」


(馬? これ……馬なの? 異世界ではカバは馬なのか……)


「えっ……その……動物は好きなんです」

「……そうか」


(かわいいな。けどカバって水の中にいるんじゃなかったっけ? ずっと陸上にいても大丈夫なのかな?)


 以前の世界の断片的な知識からこのカバの状態を否定してみせたが、あまり意味のない事だと気づいた。そして異世界のカバは「馬」なんだと言い聞かせるように心で繰り返す。

 

「……今日は随分と来訪者が多いらしい」

「えっ?」


 川沿いの道の向こうから隊商とおぼしき面々がこちらへ向かってきていた。じいさんが所持している荷車より大きい荷車を二台も引き連れている。驚いたのはその大きな荷車を引いている動物。それは俺が知っている馬そのものだった。


 隊商は速度を落としこちらを観察し、合わせて俺も相手を観察する。一人は商人風の男。他の五人はみな同じような身なりで、旅のしやすそうな服装であった。だが一番気になったのは帯剣していた事。ショートソードと思われる剣を腰に携えていた。

 

 気がつくと俺の隣にいた馬なのかカバなのか分からない、ヒポと名付けられた動物が隊商の方へ向かっていってしまう。


 

「おっなんだ、こいつ?」

「なんだ? なんだこの生き物……」

「……知ってるか?」

「いや……」

「分からんな……」


 隊商の面々はヒポがなんの動物なのか知らないようで、物珍しそうに見ている。俺は相手がいきなり剣で襲ってくるような展開にはならず安堵した。ただ行く手を塞いでしまっている状態なので気を利かして声を掛ける。何故ならじいさんはだんまりを決め込んでいたからだ。



「こんにちは!」

「あっ……あぁ。これはあんたのかい?」


 隊商をまとめているリーダーらしい男がこちらに質問をしてきた。他の面子も珍しそうにこちらを伺っている。奥にはいかにも商人といった風体の男が、荷車に積まれた大きな荷物を気にする様にしていた。


「いえ……自分のではありません。……あのおじいさんの馬です」

「「「「「「……馬?」」」」」」

「はい」


 そうすると地鳴りが起きたような笑い声が辺りに響く


「馬だって!? こいつがっ!? くそっ!」

「明らかに違い過ぎるだろっ!?」

「冗談でもやめてくれよっ!」

「流石に馬はないだろっ!? えっ!?」

「久々に腹抱えて笑ったわ!」


 そうとうツボに入ったのか、地面をダンダンと足蹴にしながら笑い転げる隊商の人たち。すると奥にいた商人風の男がこちらに詰め寄ってきた。



「なんなんですか? この醜い生き物は。全く見るに堪えませんねぇ。バカみたいな顔して本当……ぷっ」


 相変わらずじいさんはだんまりだったが、俺にとって愛くるしいこのヒポと呼ばれる動物を嘲笑ったのが頭にきて文句を言ってやろうと思った。するとヒポがくるりと回れ右をして来た道へ戻っていってしまう。人間で言うと肩を落として歩いているようにも見えた。


「おいあんた。ちょっと言い過ぎじゃねぇのか?」

「何をバカな事を! こんな動物風情に何言ったっていいでしょうに。それにあの醜さ。どうしようもないバカづらですねぇ」

「訂正しろ」

「はぁ? 何をそんなに熱くなって、あのバカが人語を理解出来るハズがないでしょうに」

「いいから訂正しろ」


 隊商のリーダーが俺と商人の間に割って入る。


「なぁ兄ちゃん。悪かった。俺らも笑い過ぎたよ。商人さん、そこまで言う事じゃないだろう」

「なんだとっ!? 雇われ風情がっ! お前らは黙って仕事してればいいんだっ!」

「……」


 そう怒鳴りつけると身を翻し不満そうに奥へ戻っていく商人。


(隊商の人たちは話が通じそうだけど、こいつは無理そうだな……とりあえずヒポを追いかけ……)




「ンゴォーーーーーー!!!!!!!」



 一瞬の出来事だった。来た道をすごすごと帰って行ったと思っていたヒポが、こちらに向けて思いっきり走り出して来ていた。砂埃と共に向かってくるヒポと荷車。なんとか直撃をかわした俺と隊商の面々。逃げ遅れた商人がヒポの頭突きを食らうかと誰もが予想したが、それは裏切られた。


「ふんっ! 見た目もバカっぽいですが、頭の中もバカでしたねぇっ!」


 商人は真っ直ぐ突っ込んできたヒポを馬鹿にしながらも、余裕の表情でスルリと身をかわす。

 

「ンッゴォッ!」


 商人が身をかわした所で、ヒポが急ブレーキをかけるように足を前に出して大地を削る。そして勢いが止まらない状態でヒポが軸になるように身体を右に踊らせた。すると荷車が大きく円を描くように回り、荷車の側面に思い切り商人を当て込み吹っ飛ばす。


「あろぱるぱっ!?」


 なかなか聞かない叫びが耳に入る。人ってあんなに飛んでも大丈夫なのかなって思うほど気持ちよく吹っ飛び、後列にいた荷車に積んである大きな荷物に激しくぶつかって落ちた。


(なんだ……あれ……檻!?)


 後列の馬車の中央に位置していた大きな荷物。それには目隠し用だったのか大きな布が被せてあり、中が見通せないようになっていた。だが今はその中身が見えてしまっている状態だ。


(おいおい……マジかよ……奴隷って……やつ?)


 中にいるのは二人の子供。フード付きのローブを着ていて首から鎖が繋がれていた。社会派紳士としては見過ごせない状況に変化したので、商人に詰め寄ろうとすると隊商のリーダーが代わりに商人へと詰め寄っていた。


「おい。これはどういうこった? 奴隷なんて話は聞いてないぞ? おいっ!」

「ひっ! いやぁ……これはぁ……その……」


 隊商の面々が問いただしている中、俺は檻の方へと近づき二人に声をかける。


「大丈夫か?」

「っ……」

「……はい」


(一人は返事してくれた。二人とも女の子みたいだ。とりあえず話は出来るみたいだけど……とりあえず檻の中から出して……)


「……っ大丈夫なわけないでしょっ! 誰よっ! この檻とこの私に衝撃を与えたのはっ!」


(……やべぇ。すげぇ怒ってるよ)


「あの~ すいません。彼がちょっと怒ってしまいまして……それでその商人を吹っ飛ばしまして、このような状況に……」

「あんたっ!? 衝撃を与えたのはあんたの仲間ねっ! 日の出る前からこんなところに押し込まれて……すっごい我慢してたんだからっ!」

「はぁ……それはどうも大変な事で。それで何を我慢していたんですか?」

「トイレに決まっているでしょっ!?」

「……」

「……」

「……」


(衝撃で小便を漏らしちまったのか……それなら社会派紳士の出番だぜ)


 俺は一切躊躇する事なく行動する。まずはネクタイの首元を緩めて大剣ブレードと呼ばれるネクタイの太いところをベルトより下へと持って行く。下腹部が完全に隠れるようになると、俺は勢いよく靴とズボンを脱ぎ、履いていたトランクスを完全に脱ぎ去り右手に持った。 

 そのまま靴もズボンも履かず、トランクス片手に彼女たちの檻に向かってゆく。


「ちょっと!? 何する気っ!? いやっ! 来ないでっ!」

「どうぞ……」


(決まった。キマり過ぎた)


「……」

「……」

(……? 反応がないな……あっ!)


 俺は大変な間違いをした事に気がついて慌てて作業に入る。


「……申し訳ない。女性に対して気遣いが足りていなかったようだ」


 手に持っていた脱ぎたてのトランクスを裏返して渡す。


「いらないわよっ! なんであんたのパンツなんか履かなきゃいけないのっ!? あんた頭おかしいんじゃないっ!?」

「だって……漏らしたんだろ? 風邪引くぞ……ほら」

「漏・ら・し・て・な・い! あれは涙みたいなものよっ!」


(やっぱり漏らしてんじゃないかよ……なんで受け取ってくれないんだ? その辺に生えてる草とかで、当たる部分を洗浄してあげた方が良かったのか? ミカンの皮でもあれば綺麗になったんだけど……)


 なんだか視線を感じて振り向くと、先ほどいきり立っていた隊商のリーダーや隊員達、変わらず傍観してるじいさんも訝しむような目つきでこちらを見ていた。そして意を決したように隊商のリーダーが怪訝そうに声を掛けてきた。


「あ……あんた……何やってんだ? こっちからだとケツ丸見えだぞ……」

「風邪引くと思って……パンツを……その……」

「……よく分からないが、彼女達になにかしでかそうって訳じゃないんだよな?」

「なっ!? 失礼なっ! この社会派紳士の嗜好は若人妻だっ!」

「あっ……あぁ。分かった。お前は子供たちには手を出さない。それでいいな?」

「なんだか引っかかる物言いだが……理解が早くて助かる。それでどうなった?」

「あ~ 肝心な所は話さないんだよ……どうする?」

「きっ貴様らっ! こんな事をしてただで済むと思っているのかぁ!? 私の後ろ盾にはなぁ! 大臣様に仕える者が沢山いるんだぞっ! 貴様らなんて消し飛ぶっ! はっはぁ!」


 その瞬間、俺たちの気持ちは全て繋がった。俺たちは互いに向き合い、全てを理解し合えた友人、家族のように見つめあっていた。そしてそれが必然であるかのように始まる。


「俺は隊商を預かるリーダー。アウロ」

「隊員のノカラ」

「ヤコブ」

「フレイ」

「ベルギィ」

「……俺の名前はタロ・ズーキだ」


 本当は鈴木太郎すずき たろうだがなんとなく皆に倣ってみた。隊商のリーダーが心底楽しそうに話始める。


「なぁみんな。俺たちは消し飛ぶらしいぜ?」

「そりゃぁ怖いな」

「まずいねぇ」

「おお怖い怖い」

「大臣様々ですなぁ」

「後ろ盾ねぇ」

「……」


 以心伝心。何も言わずとも彼らと俺の気持ちは既に繋がっている。そのまま彼らに任そうと思ったが、ついつい出しゃばってしまう。それはヒポの敵討ちと、奴隷の女の子に社会派紳士の行為を受け入れて貰えなかった事によるストレス発散が目的だった。


「……いいかな? 俺……やっても」

「「「「「派手に頼むぜ!」」」」」

「という事で~ ちょっと荷物借りますよ~」

「何をっ……する気だっ!? やめろぉっ!」


 荷車から積んであった長いロープを取る。一緒に持ってきた短剣でそのロープを適当な長さに切った。それから近くにある木と商人の片足にロープを繋ぎ結ぶ。そしてもう片方の足にもロープを結ぶ。木に結ばれていない方のロープは長めに切っておいた。


「ほう。結構なお手前で」


 隊商リーダーのアウロが理解をしたようで、これからの展開に期待している熱い眼差しを、俺たちではなくヒポに向ける。


「ヒポ~ こっちおいで~ 遊ぶよ~」

「ひっ! たっ助けて!」


 内容に気がついた名無しの商人は叫び狼狽する。ヒポから荷車を取り外し、代わりに商人の片方の足から伸びているロープをヒポに繋ぐ。


「よしっ! 股裂き刑の完成!」

「やめろぉ! こんなことをしてぇ! ただでぇ! 済むと思っているのかぁ!?」

「おうおう。こいつまだ言うよ」

「早くやっちまおうぜ」

「そだね。よしっ! ヒ~ポ~! 位置について~ よ~い……」

「いやぁーーー!!!」

「ドンッ!!!!!!!!!!!!」

 

 軽い脅しのつもりだったが、やる気になったヒポが俺の合図と同時に、最高速に達ったのではないかという程のスタートダッシュを見せてくれた。


(あぶねっ!? 短剣でロープをっ!)


 なんとかギリギリでロープを切る事に間に合い、股裂きににならないで済んだ商人はショックで泡を吹いて失禁していた。リーダーのアウロが商人に水をぶっ掛けて叩き起こし満足そうに頷いている。隊商のメンバーは気が晴れたのか互いに笑い合っている。


(んじゃ話をまとめますか。何か問題があればアウロが言うだろう)


「商人さ~ん? どうも~ズーキで~す。それとこいつはヒポ。いや……先生……そうヒポ先生だっ! お前のような奴を何人も殺ってきた凄腕の先生だ……命があって良かったな?」

「はっ……はぃ……」


 余程恐ろしかったのか、先ほどとはガラリと変わって素直になっている。俺はまず奴隷の女の子たちを解放させた。


「んで、どうしてこの子達を?」

「騙されたのよっ! こいつにっ!」

「騙された?」

「そうよっ! 私たち色々あって自分達の国に帰れなくなっちゃったから困ってたんだけど、そうしたら船に乗っけて送ってあげるって言われて……それでその船に乗る為の契約書にサインしたら……凄い高額でしかもすぐに払えって……それで支払えないなら奴隷になるって契約書に……」

「……その通りか?」

「……はぃ」


 それから商人が持っていた契約書を全て書き直させて借金は無くなった。……がすでに奴隷として申請はされていたらしく、首輪も鎖も封印されていて外せない。しかるべき場所で奴隷解放申請を行う必要があるとの事だ。


「その……お手数ですが……王都も近いですし奴隷はお譲りしますので、解放申請はお任せしてもよろしいでしょうか?」

「あぁ? なんだよ商人さん。あんたが蒔いた種だろ? あんたがやるんじゃねぇのかよ?」


 アウロが睨み付けながら凄んでいる。


「分かった。よし。それは社会派紳士であるこのタロ・ズーキ様が責任持ってやり遂げる」

「おいおい。いいのか? 面倒な事になるかもしれんぜ?」

「心配してくれるのは嬉しい。隊商の面々がいれば大丈夫だとは思うけど、こいつに彼女らを任すのがどうもね。それにアウロだって皆だって仕事あるだろ?」

「……まぁな」

「よし……これで契約は成立だな」

「そっそれでは……これにて……」


 そそくさと逃げようとする商人。だが……。


「よっし! 皆ぁ! 手間賃を貰うぞぉ!」

「「「「「おーーー!!!」」」」」

「はっ!? えっ!? あぁーーー!?」


 まず俺はヒポに荷車を繋げて、檻が載っていない荷車の横にヒポと荷車を横付けする。隊商の面々と話し合って互いに必要な物を分け合う。金目の物でかさばらない物はそのまま懐に入れていた。


「住み心地はどうよ?」

「……っ! ……っ!」


 檻の中に入れられ猿ぐつわされた商人に話しかけるアウロ。俺たちはショッピングを楽しみながらも、事あるごとに逃げようとする商人に嫌気が差し、檻の中に入れてしまったという状況だ。


「んで、皆はどうするの?」

「こいつが大臣と繋がっていない保証はないから、北を目指すとするかな。そっちには故郷もあるし、こいつら全員つれてっても仕事はあるだろうしさ」

「大変そうだな……」

「いや……実はさ、元々そのつもりだったんだよ。この商人との契約も北の方角だったからな。それに最近の王都は住みづらくなってね。俺たちにはさ」

「そうか……ちょっと残念だな」

「そうか? ……いや、そうだな。なんだかんだで仲良くなれたしな」

「それでこいつどうすんの?」

「これは北の町で売る。こいつに貴族っぽい格好させて、それ系の好き者にな」

「ーーーっ!?」


(アウロに任せて良かった。なんだか安心するな……)


 商人から貰った手間賃をアウロ達にかなり多めに渡して別れとなった。一人ずつ抱き合って肩を叩く。


「アウロ! ノカラ! ヤコブ! フレイ! ベルギィ! またな!」

「「「「「「 おうっ! ズーキまたなっ! 」」」」」」


「あと嬢ちゃん達も達者でなぁ!」

「もう漏らすなよっ!」

「そいつのパンツ履いとけよ!」

「ヒポ~ 男前だったぜ!」

「また会おう! 心の友よ!」


「気を付けてな~!」

「だから漏らして無いっていってんでしょ!? それにいらないわよっ!」

「助かりました……」


 彼らが遠く見えなくなるまでずっと見送っていた。そして奴隷の女の子二人が俺の側にいる。そしてヒポ先生。不安だらけの異世界ではあるが、そうそうに金と馬と物資が手に入ったのは喜ばしい事でもあった。

 

 そして澄ました顔で傍観者を気取っていたじいさんですら、新しく手に入った本物の馬と商品を見続けながら顔を綻ばせていた。










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