第6話 風が吹くとき

入居者様の人数もある程度になると色々な方がいらっしゃいます。

介護のある意味メインとなるお仕事を入居者様はどう見ていらっしゃるのでしょうか。

男性職員Aとのやりとりは小洒落ていました。

ついて行けてませんが‥‥




R様

「にいちゃん、(職員)Bはどこ行った?」


A

「あ、今お手伝いしに行ってます。」


R様

「トイレでしょ?◯◯さんの」


A

「え、ええ、まぁ」


R様

「春風が吹いてると思ったんだよね〜」


A

「えっ⁉︎春風⁈」


R様

「うん、春風。」


A

「なんですか?春風って」


R様

「だから〜。トイレに行ってるんでしょ?」


A

「‥‥はい。」


R様

「あ〜‼︎もう!鈍いなぁ!ネェちゃん(私の事)‼︎教えてやって!」


「ボソボソ‥‥のにおいが‥‥で‥ボソボソ」⇦耳打ち


A

「あ、あ〜‼︎はるかぜ!春風ね‼︎」


R様

「わかったの⁈」


A

「はいっ!わかりました‼︎」


R様

「ツー!と言えば、カー!ってこなきゃなんにもならないでしょ!あ〜っ‼︎じれったいっ‼︎」


A

「ごめんなさい‥‥」


R様

「今度は頼むわよ‼︎」


A

「はいっ!」

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