猫目少将さま

お読みいただいて、本当にありがとうございます。

過日は、ダイビング関係で、色々と不備をご指摘いただきましたことも、感謝しております。
海洋ものは、書いていてワクワクするので、またいつか書きたいと思います。

私の場合は、興味にまかせて書くので、なかなか得意分野が定まりません。本作の後に書いた長編が戦闘機もので、次がＡＩを使った金融取引、今はサッカーという脈絡の無さなので、もう一巡して海洋に戻るまで、しばらく掛かってしまいそうです。

またいつか、お目に触れることがありましたら幸甚です。

猫目少将さま

金融は、マクロの視点で見たら本当に恐ろしいです。
数字上は明らかに異常なのに、皆が見ないようにしている姿が、なんとなく首都直下型地震に似ています。

３０年以内に、７０％以上の確率で大地震が来るというのに、誰も首都圏から逃げ出しません。金融の崩壊は、もっと高確率なのでしょうが、騒ぎになりませんね。地震と違って、逃げ出す場もないのが深刻です。

実は、本作に書かなかった、もっと酷いシナリオがあって、どちらかというとそちらの方がより有り得て、より深刻なのですが、経済の方向に主従が逆転しそうで敢て書くのを止めました。

いつか、経済小説も面白いなと思って、ネタとしてストックしております。

ミステリーの枠内で収まって欲しいですね。