もちょっと休憩。 神さんのこと
わたしは、当時「宗教が嫌い」でした。
わたしがまだ幼き頃、小学校低学年の頃でしょうか。
その日は、たまたま一人で、家の留守番をしていました。
すると、いきなり玄関が開いて、たくさんの大人がドドドーと入ってきたことがありました。五人はいたと思います。
でも、すぐに間違いだと気付いたその方たちは、謝りもせずに家を出ていきました。
幼いわたしは、突然の侵入者にビビりました。
でも、そのことを両親に言うことが出来ませんでした。
なぜなら、鍵を閉めておきなさいと言われた言いつけを守っていなかったからです。
鍵をかけていなかったことを怒られるのが怖かったからです。
後日、それが隣家の宗教活動の集会に来ていた方々だと知りました。
その日から、宗教が嫌いになりました。嫌いと言うより怖かったのです。
そんな「宗教嫌い」のわたしが、何故に「神様と話せる」などという最も怪しい人に会いに行ったのでしょうか?
それは、今だに「謎」です。
ただ、おばちゃんのいう「神様」が宗教ではないことを早い段階で理解しました。
「
天地水空気、自然の神様。
生き死にのことや、人の叡智の及ばない事象は、すべて神の領域。
そうして、わたしは無事に宗教と神の違いを理解し、目に見えない世界のことを少しずつ勉強することになったのです。
あ!
誤解されるといけないので付け加えます。
歳を重ね、宗教に対する認識は変わりました。
私個人の好き嫌いの問題ではなく、信じる方の自由だと思える大人になりました。
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