ちょっと休憩。 おばちゃんのこと

話は、おばちゃんとの出会いの頃にさかのぼりますが。


初めてお会いしたのは、わたしが28歳でした。

おばちゃんは、56歳?だったと思います。

ちょっとぽっちゃりしていて、おかっぱ頭で、めがねをかけていて、着物の生地で仕立てた洋服を着ていました。

正直、年齢不詳。

それは、老けているとか若いとかではなく、年齢が「ない」ような雰囲気でした。


おばちゃんはいつも

「わたしが偉いんやない。わたしは神さんのパイプ役やから。」

と、言うてはりました。

本来、先生とお呼びするべきだと思うのですが

「先生?やめて!おばちゃんにして!」

と、自ら、おばちゃんと呼んでと言うのです。

ですので、わたしたちは、貴重な教えを頂いていたにも関わらず、親しみを込めて「おばちゃん」と呼んでいたのです。




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