38話

教室に着くとすでに麻里と優希は来ていて

2人の元に行き会話にはいる


麻里も優希も昨日の事にまだ腹を立てていて

ずっと愚痴っていた


しばらくして先生が来て

先生の指示に従い体育館に行く

学級委員の私は女子の先頭を歩く


渡り廊下を通っている時窓から悠人を含め昨日と同じメンバーの4人が見えた


昨日の怒りが蘇ってきて

だんだんイライラしてくる


なんで来るかなー

どーせあの女に会いに来たんでしょ

腹立つーー!!!


体育館についてみんなを整列させながらも既に体育館に来ている一年の方を見てあの女を探していた


いた


周りの男子と楽しそうに話すあの女

きっと女友達なんて居ないんだろうな

私なら絶対に友達にならない


それからみんなを座らせ始まるまで待つ


体育館の電気が消え

舞台の明かりがパッとつく


きらびやかな衣装を着たスタイルのいい先輩達が出てきて

音楽に合わせて踊りだす


かっこいい

それからはすっかりダンスや劇に釘付けになっていた


気づけばお昼になっていて

午前の部が終了する


今日のお昼は特別で

体育館で自由に座って食べる


体育館の中だと暑いから

先輩達はみんな体育館の外に出て食べているが

それは先輩の特権であり

1、2年は大抵体育館の中で食べる


麻里達と教室にお弁当を取りに行き

体育館にまた戻る


体育館の端の方の場所を確保して

クラスの女子ほとんどと輪を作りみんなで食べた


午後の部が始まるまで暇だし私達はお昼寝をする事にした

うつ伏せに寝ている麻里の背中を枕代わりに寝た




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