26話
5分くらい歩くと
ハンバーガーショップに着いた
「やっと着いたー!」
と陽平くんが走って中に入っていく
元気だな〜なんて年寄りくさいこと思いながら
私達も中に入っていく
悠人くんと麻里は
店の一番角のソファの席に向き合って座っていた
何か食べてるのかと思ってたが
麻里の前にドリンクが1つあるだけ
「おまたせー」
私たちが2人の所に行くと
ドカッと悠人くんの隣に陽平くんが座った
悠人くんが一番端までつめると陽平くんの隣に快くんも座る
私達は麻里側の席に
みぃこ、私、優希の順番で座った
「2人ともいつの間に消えたのー!?もしかしてできてんの??」
と容赦なく聞く陽平くんにドキッとした
もし付き合ってるって言ったらどうしよう
急に胸が苦しくなる
皆んなは興味津々に2人を見る
顔を赤くしてる麻里を見ると
もしや…
と思えてきた
陽平くんが肘で悠人くんをツンツンすると
「うぜぇな!ちげーよ」
と悠人くんが答える
なんとなくホッとした
なんでだろう
「じゃーなんで2人で居んだよー」
としつこく陽平くんが聞くと
「麻里ちゃんが喉乾いたっつーから自販機探しに行ったらここが良いって。そんだけだよ!」
ちょっと怒り口調でそう言った
「あれ?じゃあまだ何にも食べてないの?」
優希がそう聞くと
「あぁ」
と悠人くんが答えた
「じゃあ、買いに行こっか」
快くんがそう言うと皆んな席を立った
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