24話

駅に着くと皆んなもういて

私が最後だった


「ごめん!おまたせ!」

駆け足で皆んなの元に行く


「いいよ!じゃあ行こっか」

麻里がそう言って

みんなで電車に乗る


海まで電車で20分以上かかる

意外と人が少なくて席は空いてた


やっぱみんな気合入れてるな〜


優希も麻里もみぃこも服がいつもよりお洒落


陽平くんは楽しそうにおしゃべりをしていて

それを快くんが笑顔で聞いている


陽平くんがたまに悠人くんに絡みに行くと

悠人くんは鬱陶しそうにしてるけど

楽しそうにも見える


「あの3人と海行けるなんて最高過ぎない?」


麻里が男子には聞こえないように私たちにそう言った


「写真いっぱい撮ろうね!」

みぃこもすごいノリノリ


「なんか荷物多くない?」と優希が男子に声をかける


すると陽平くんが「実はね〜じゃじゃーん!」

と大量の花火を取り出した


「えー!すごい!」と私もつい声が出た


「快くんと悠人も??」

と麻里が聞くと


「もちろん!」と快くんが答える


「ありがとう!あたし達なんも用意してないよね〜」とみぃこが言うと


今まで何も喋ってなかった悠人くんが


「別にいいよ。女子に用意させるなんてだせーじゃん」


と外を見ながら言った


その言葉にみんな顔を赤く染める

もちろん私も


「夜みんなで楽しもう!」と陽平くんが言ってみんな大きく頷いた


それからしばらくしてやっと駅に着く


駅からはすでに海が見えて

みんなテンションが上がる


一番テンション上がってるのは陽平くんかな

「海だー!!」って叫びながら走るから


みんなも走って付いていく


止まる気配が全く無く

「早く早く〜!」

と先の方で手を振っている


快くんと悠人くんも楽しそうな走ってる


悠人くん、やっぱり笑ってると普通にかっこいいんだよね


私達女子は結構ぜぇぜぇ言ってて

とくに運動してない私はキツかった


結構走って海に着く


着いた瞬間荷物をほかって海に入っていく陽平くんには、みんな笑ってた


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