22話


8.10にもなればだんだん人が増えてくる


麻里と優希も来て3人でおしゃべりする


「課題おわって無いんだよね〜」

麻里が手伝って?と私と優希を見る


私と優希は顔を見合わせて「仕方ないな〜」と言い手伝う


なんとか先生が来るまでに終わって

課題を無事提出


それから先生の長〜いお話を聞き

「じゃあ次は学級委員!南高祭についてよろし

く」

と言われ前に出る


基本的に私より字が上手い田中くんが黒板に文字を書いてくれるからその間に私が説明する


「4組は模擬店に決まりました!2つの店を出すことが出来るので今から言う5個の中から投票で2つ何をやるか決めたいと思います!」


「いえーい!!」

クラスが騒がしくなる


「候補は焼きそば、たこ焼き、たません、クレープ、かき氷です!じゃあどれか2つに手を上げて下さい。はい皆んな下向いて〜」


そう言うと皆んなが机に伏せる


「じゃーまず焼きそばがいい人ー」


パラパラと手が上がる

それを田中くんが数えて黒板に書く


「はい、手を下ろして下さい。次、たこ焼きがいい人。はい手を下ろして下さい。」


それを繰り返して投票が終わった


結果は

焼きそば9票

たこ焼き11票

たません20票

クレープ15票

かき氷7票


「ということで、4組の模擬店はたませんとクレープに決定です!」


パチパチパチパチ


「じゃ次はたませんチームとクレープチームに分けます!多分たませんの方が人いらないんで、たません15人クレープ17人で分かれて下さい。因みに学級委員は田中くんがたませんチームで私がクレープチームになります!では自由に話って決めてください」

私がそう言うと皆んな席を立ち

どっちのチームに入るか話し合う


「私たちもちろんクレープ!」と麻里と優希が言っている


10分くらいしてメンバーが決まった

もちろん麻里と優希はクレープチームになった


そこからチーム内で前半と後半を決めて仕事が無いときは自由行動にする


私達3人は前半になったから後半が自由行動


誰がどこチームで前半、後半どちらなのかを田中くんが全てメモしてくれた


その後先生が少し話して

学校が終わった


教室に残り3人で自由時間どこを回るか話し合う


「お化け屋敷は行きたいよね!」


優希が言った


「3年2組はボーリングだって!」


麻里もいろんなクラスの情報を教えてくれる


1年生はほとんどのクラスが展示らしい


やっぱり回るなら3年生のクラスかなってことになった


「そろそろ帰るか」ってなって

門の前で2人とバイバイした


「明日海ってこと忘れないでよー!」

と麻里に言われるまですっかり忘れていた


「ただいまー」

家に帰るとすでに悠人くんの靴がある


朝のこと思い出してなぜかそーっと自分の部屋に行った



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る