第181話 文系のぼくが認識している現代物理学
現代物理学では、ヒッグス粒子が発見され、重力波が発見され、量子テレポーテイションが発見され、五十年間、理論だけあって観測できなかったものが観測されだしました。
その結果、浮き上がってくる現代物理学の世界観というものについて、文系で物理の計算なんてしたことないぼくがまとめます。もちろん、物理の実験なんてまったくやり方わかりません。
まず、現代物理学では、真空はひとつの場であります。真空は何もないのではなく、エネルギーと電荷を帯びている。これがヒッグス粒子が存在することが示すものであります。
真空という場で、励起したものが素粒子となり、顕在化されるのです。素粒子は真空の励起ですから、軌道を描きません。励起が断続的に、連続して起こるのが素粒子の移動であり、これが我々人間の生活の世界の基盤となっています。
この素粒子の関係というのは、二つの素粒子の関係は、「量子のもつれ」といいます。量子のもつれは、時空に先んじて存在します。そのため、二つの量子の関係が顕在化する時には、過去の決定にも関わります。未来の決定にも関わります。量子のもつれは時空に先んじている。
だから、シュレディンガーの猫が生きているか死んでいるかは、量子のもつれが過去にさかのぼって決定します。光の軌道は未来を予測していたように、最もエネルギーの少ない軌道を知っていたかのように飛びます。
この量子のもつれを観測することは、量子テレポーテイションによって成功していますが、これは光速よりも遥かに早く情報が伝わります。一億キロを一秒で伝えることも簡単なことです。なぜなら、量子のもつれは時空に先んじているからです。
ただし、ぼくには、二つ以上の量子の関係から宇宙がどうやって存在しているのかを想像することはできません。
また、現在の物理学でわかっているのは、宇宙の4%です。4%とは、重力が100%存在するにはあと96%のダークマターを発見しないと重力の強さに説明がつかないということです。
かなり、子供の頃に抱いていた世界観と異なる事実が現代物理学でわかってきているようなので、文系の素人ですが、書いておきます。
追記。
2ちゃんねる物理板で聞いたところ、こういう文章を書く人はすべて妄想と変わらないそうです。実験物理学こそが物理学であり、理論物理学はすべて妄想であるといわれました。
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