第173話 植物工場を応援しています
補助金漬け「植物工場」の不毛~どうなる?日本の次世代農業
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160425-OYT8T50089.html?page_no=1
野菜を工場で作る植物工場が注目を集めていますが、まだ赤字なところが多いようですね。
ですが、もともと農業は赤字が多いので、当然なのかもしれません。
ぼくはハイテク農業をだいぶ前から応援していますが、ようやく植物工場というものが一般的に叫ばれるようになったのは喜ばしく思います。
やはり、土の農業より、工場の農業の方が若者受けがよく、農業従事者の年齢の低下にもつながることでしょう。
まだ、赤字の工場が多く、15%の工場しか黒字ではないそうですが、食料の自給自足を考えると、植物工場に日本政府が投資するのは非常に重要なことだと思います。
TPPで安い農産物が入ってくるといわれていますが、外国に農業を委託する体制になるのは国防上、望ましくありません。食料自給率を高めるためには、植物工場を推進するしかありません。
植物工場を応援します。
日本政府が農業の補助金に支出しているのは年間5兆円なので、今は植物工場の予算は200億円くらいですが、じょじょに五兆円規模の植物工場へ移転して、植物工場の規模を200倍にすることを提案します。その時、それを維持できるだけの生産性と労働力が得られるのかを誰か計算してください。
どのくらいのコストかかってるのかわからないけど。
日本全体の農業が五兆円の赤字を出すくらいまで植物工場に移行していいということをいいたいんだよ。
なんかさ、黒字じゃなければいけないみたいな誤解あると思うんだけど、日本の農業は全体で五兆円まで赤字出してもいいんだよ。
追記。
■それに対する名無しの反論
コレ、完全にダメパターン。赤字は誰が負担するの?
国民に押し付ける気マンマン。
この発想は研究員や役人、ジャーナリストなど結果に責任を背負わなくていい人の発想なんだよね。
中国がレアアースの輸出制限をした後、日本のメーカーや技術者はレアアースなしで磁石を作ったよね。
あれと同じ事が日本に数多くあって、日本の技術を底辺から支えてるんだよ。
日本の本当の強みは不可能を可能に変える技術者とそれを育てる経営者。
その農業についても一番大きな問題は、
赤字じゃまずいでしょ、黒字にするためにどんな技術開発が必要で・・・と
前向きになる技術者と経営者が居ないことだと思うよ。
■それに対するぼくの反論
うーん。でも、まだ当分、植物工場が採算とれるところまではいかなそうなんだな。
でも、これは育てたいので、支援していいと思うよ、おれは。
2005年からハイテク農業を提案しているけど、
2009年でも、農家さんがまったくハイテクなんて届いてないっていってたし、
2016年にやっと植物工場として形になってきたから、このまま応援したい感はある。
そんで、農業は世界中で作ってるから、供給過多になって低価格になるのはやむをえないんだよ。
グローバル経済ではね。
レタスを高学歴の人たちが作って、高収入のレタス村になって成功してたけど、
あれは、事情を知らない人たちからかなり嫉妬されたからな。
レタス農家が年収一千万円以上だったのは、高学歴の研究者だったから。
その研究が今、降りてきたところで。
普通の農業事業者がレタス農業研究者と同じ収入が得られると勘違いするのは止めたいけど、
まあ、技術革新がほしいね。植物工場に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます