第172話 改憲自民草案反対。国会両院は三分の二で安保法案を事後承認せよ

日本国憲法改正草案

http://constitution.jimin.jp/draft/




自民党の改憲草案です。


緊急事態条項には国会の承認を得ずに法律と同様のものを制定できるとあり、絶対に認めるわけにはいきません。また、基本的人権は絶対に削除するわけにはいきません。


だから、この草案に反対です。




また、個人情報を保護する旨が追加される予定ですが、ビッグデータの管理において、おそらくそれは実用化されません。憲法条文は形骸化するだけなので、記述しない方がよいでしょう。




今回を除けば、もう改憲の機会など失われてしまうかもしれない好機ですが、


自衛隊を軍隊として認める解釈改憲が行われた以上、九条二項の削除、または三項の追加以外の改正には賛成しません。




憲法の改正は圧倒的多数によって国民に認められるのが望ましく、接戦になるような改憲選挙は行うべきではありません。




ですから、安保法案の憲法の解釈改憲を三分の二の両院の議決をもって事後承認することにより、自衛隊を日本の軍隊だと認めることを提案します。




改憲には、ここまで議論してこの草案では、悪人に隙を与えるだけで望むべき改憲ではありません。




改憲をやめ、解釈改憲の事後承認を行うことを提案します。




天皇を国家元首にすることにも反対です。



そして、解釈改憲しても日本が平和であるという実績を積み上げるしかありません。





追記。




憲法改正は、九条に三項「第二項は自衛権を否定するものではない」と追加するのが、最も日本が平和を歩むのにふさわしい憲法改正ではないでしょうか。




追追記。




なぜ、第二項の削除ではなく、第三項の追加が望ましいというと、それは秘密条約にあります。


表に流れる情報だけを信じ、日本政府のことを考えても、世の中には裏があります。


日本政府は千を超える数の秘密条約を外国と結んでいるのです。


だから、政権をとらないと、首相にならないと、あるいはなっても、日本政府の本当の姿はわからないのです。


日本政府が結んでいる千を超える秘密条約の中には、おそらく憲法九条を根拠に結ばれた秘密条約が存在するのでしょう。これは推測でしかありませんが、ここまで大騒ぎになるということはその可能性が高くなります。国会議員ではなく、天皇家が改憲に反対するのは、日本政府ではなく、天皇と結んでいる秘密条約が存在する可能性があります。


そこまで考慮して改憲しなければなりません。そのため、条文を削除するのは望ましくなく、改憲は九条三項の追加が望ましいのです。

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