第162話 誤報:パナマ文書に記載された日本企業の法人税逃れは17兆円

パナマ文書というものが公開され、タックスヘイブンで税金逃れをしていた法人や個人の名前が一部明らかになっています。




まだ解明途中ですが、




パナマ文書とは?日本人&日本企業リストの影響と報道しない理由 | 歩叶コラム

http://arcanaslayerland.com/2016/04/07/panama-papers/



日本企業では、


みずほファイナンシャル、三井住友ファイナンシャル、三菱商事と三大財閥の親会社が全部のってます。


あと、ホンダとかソニーとかソフトバンクとかいっぱいのってます。




個人では、




林 義郎(はやし よしろう 1936年5月28日-)は、元J-フォン東京社長。

元ボーダフォン日本法人(現:ソフトバンク)会長。元日本国有鉄道職員。岐阜県出身。



がのってます。ソフトバンクの会長ですが、Jフォン東京社長というのは、90年代女子高生文化の立役者であり、孫正義なんかよりよっぽどか大物です。もちろん、日本人です。




ロシアのプーチン大統領や中国の序列五位の人など、超大物がずらりと並びます。


ぼくは注目したのはサウジ国王です。




アメリカがサウジアラビアを本格的に切り捨ててきた。




日本企業の税金逃れしていた金額が2012年で55兆円らしいので、これは一企業の利益がだいたい一年で5000億円くらいが普通だと思えば、百社集まれば、55兆円くらいは妥当でしょう。




三菱商事が赤字だとかいう報道が最近、されましたが、そんなのは嘘で、三菱商事はタックスヘイブンで利益を逃して確実に儲けていたわけです。




日本企業の55兆円の税金逃れの金額が法人税が課税されたとなると、法人税は今32%ですので、


およそ17兆円ほどになります。




余裕で、消費税増税なんかしなくてもやっていけます。




世界全体ではどれだけの金額が隠されているのでしょうか。




まだ、トヨタやアマゾンという確実に税金逃れをしている企業が出てませんから、まだ裏があります。


今回、アメリカ企業があまりのってないことが問題になってます。


アメリカが意図的にアメリカ企業を外してきたのでしょう。




アメリカが敵にまわすはずのない名前が次々と出てくるのでびっくりしました。




タックスヘイブンは他にもたくさん存在します。


それらを全部なくすには、世界政府を作るしかありません。




世界政府を作るには、キリスト教とイスラム教の対立が最大の問題です。






追記。




節税の仕方を知っているのが賢い会計士だ。

それは、開発費を利益の高い年に計上して利益を減らし節税するとか、

タックスヘイブンを利用して節税するとかである。


これはグレーゾーンであり、教科書には書いてない。



タックスヘイブンの利用の仕方は、資金を移動させるには税金がかかりますが、


タックスヘイブンの国の企業に投資するという形をとり、その企業の経費として使うことで脱税できます。合法だという人もいますが、グレーゾーンです。






追追記。




5月に全データが公開されるらしい。1500万件あるそうだ。


日本の会社員というものは、こういううわさを漫画や会社の雑談などでこそこそと話し合い、

世界の本当の姿はこうなっているんだと見えない敵と戦っていたのです。

それが男というものです。


オバマ大統領が任期の終わりに反対の強そうな問題をぶつけてきました。

どう決着するかはわかりません。





追追追記。




http://lite-ra.com/2014/10/post-513.html

(前略)

しかし、すべての企業が単純に利益の38.01%の税金を払うわけではない。

各社は租税特別措置による優遇税制や国際的な節税スキームを駆使することなどにより、

課税べースである課税所得を大幅に縮減させている。このため、実際に払っている税金は想像以上に少なく、

その実際の負担割合である「実効税負担率」は名目の「法定実効税率」38.01%の何分の一、

何十分の一という企業も少なくない




税負担率の最下位の一位は三井住友ファイナンシャルで、税引前純利益1479億8500万円で納めた法人税は500万円。


税負担率の下から二位のソフトバンクは、税引前純利益788億8500万円で法人税300万円。



 


追追追追記。




パナマ文書の金額が「下方修正」されました。


毎年55兆円から、累計55兆円であると修正されました。


落としどころは、累計55兆円となり、マスコミの正式発表も累計55兆円になることでしょう。


ピケティ「二十一世紀の資本」には、タックスヘイブンの隠し資産は世界全体で2000兆円ほどあると試算されていますが、それを決定づけることはパナマ文書では難しいようです。




タックスヘイブンは世界に何十か所、あるいは何百か所ありますが、日本が最も利用しているのはシンガポールであり、アメリカが最も利用しているのはアメリカ国内のタックスヘイブン「デラウェア州」が世界最大であり、アメリカ人が最も利用しているといわれています。


パナマ文書には、日本の皇族の名前もあったらしいですが、日本の天皇の資産はスイス銀行だと十年前はいわれていました。スイス銀行の外国人預金合計が200兆円ほどなのは確かなことです。




このパナマ文書事件は「下方修正」です。





追追追追追記。




上で書いた


パナマ文書とは?日本人&日本企業リストの影響と報道しない理由 | 歩叶コラム

http://arcanaslayerland.com/2016/04/07/panama-papers/



は、2013年に赤旗新聞が報じたもので、パナマ文書とは無関係です。


確かに、2013年では累計17兆円相当の税金逃れが確定しているのですが、今回の2016年で判明するパナマ文書の中身とは無関係です。


短絡的に、大企業の名前をあげ、日本企業への不信感をあおったことを謝罪します。




五月の正式公開を待つしかありません。




とりあえずは、誤報とさせていただきます。






今回の報道では、




2013ケイマン文書

2016パナマ文書

2013赤旗調べソース

日銀調べのケイマンへの投資額推移




の四つの情報が錯綜しており、ぼくが書いていた内容は赤旗新聞の記事が元です。


2013ケイマン文書と2016パナマ文書にはあまり日本は関係ないみたいな感じです。




とりあえず、タックスヘイブンという存在が実在することは確かなのですが、世界的に規制する方向でまとめられるでしょうし、世界的に規制する方向でまとめることに賛成です。




追追追追追追記。




アマゾンはルクセンブルクに16%の法人税を払ってるそうです。

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