第147話 株取引は投機が九割
「そこまでいっていいんかい」のテレビで勝間和代がいってましたが、
株取引の九割は投機であって、投資は一割だそうです。
投機とは株価の上下を狙って利益を稼ごうとするギャンブルです。
投資は配当金を目当てに稼ごうとする正統なる経済活動です。
で、投機を規制すると、株価が十分の一になることになり、だから投機を規制できないそうですけど、
いやあ、よく考えてください。
投機で勝つ人は一割もいないと聞きます。
投機で九割の人は負けているという。
ということは、消費すべきお金を投機に使ってどんどん機関投資家にお金を吸いとられているというわけでしょ?
ですから、投機なんてやめましょうよ。
アベノミクスなのに儲からなかったのはよくわかったでしょう。
景気も円安にしたけど、よくなってませんよ。悪くもなってませんけど。
だから、投機をやめて、おじいちゃんおばあちゃんはお子さんがそろそろ結婚を考える歳でしょうから、子供の子育て費用にお金をまわしましょう。
その方が絶対に世の中、よくなりますって。
おじいちゃんおばあちゃんは株なんてやってる場合じゃないですよ。
子孫の子育て費用に投資しましょう。
親から独立して自立した大人になるなんて必要ないですよ。その核家族的思想はまちがっていたんですよ。
経済構造として、自分が大人になって子供をつくる、家庭をつくるお金を全部自分で稼ぐ必要なんてないですよ。お祖父ちゃんお祖母ちゃんにどんどんお金をもらいましょう。
労働をしている子供にはお金をどんどん支援しましょう。非正規雇用でもかまいませんよ。どんどん親や祖父母が支援しましょう。
そして、株価なんて十分の一になってもいいから、機関投資家に奪われるだけの投機のための株投資なんてやめましょう。資産運用に配当金目当てで株価を買うのならいいですけど、そういう人でないかぎり、株なんて買うのはやめましょう。
株価の九割は投機、つまりギャンブルのお金に使われているのです。
投機なんてやめましょう。
経済学者でもアナリストでも、敏腕トレーダーでも勝てませんよ。勝つ人はただ運がいいか、機関投資家の支援があっただけです。
株価を正常な十分の一の価格にしましょう。
投機なんてやめましょう。いかに投機が儲からないかはアベノミクスで充分にわかったでしょう。
株価を維持するために投機を承認する現状の株取引の雰囲気に異議を申しあげます。
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