デフレ派のブログ

第142話 物部氏のＹ染色体ハプロ判明

ソースは「有名人のハプログループ」というサイトです。

http://famousdna.wiki.fc2.com/

ここによると、

忍者で有名な服部半蔵のＹ染色体ハプログループが判明しました。

戦国武将・服部保長のY染色体は、ハプログループO3a2a(O-M159)である(注1)。

菊岡如幻の『伊水温故』によれば、服部保長の先祖は、漢より渡来した漢服部あやはとりの家系で、

代々「平内左衛門」という名を世襲した。源平合戦に、平知盛の郎党として武功を挙げた、

服部家長(平内左衛門)の直系子孫が服部保長である(注2)。

服部保長の四男は、服部半蔵の名で知られる服部正成(1542-1596)である。

服部半蔵は、Ｏ３の漢民族でした。これにより、武士にも一定数のＯ３系漢民族がいたことは確定してきました。また、一説には、服部半蔵は秦氏だという意見もあるので、秦氏のＹ染色体ハプロはＯ３ａ２ａだということが推定されます。

また、他にもいくつかの重要な人物のＹ染色体ハプログループが確定しています。

物部氏のＹ染色体ハプログループが確定しました。

饒速日命のY染色体は、ハプログループD1b1d1(D-CTS1897)系統であると推定される(注1)。

これは、出羽国(現 秋田県湯沢市)に移住した物部氏の子孫複数名から得られたデータに基づくものである。

正史によれば、饒速日命は神武東征に先立って大和国を平定した一族であると記録されている(注2)。

饒速日命の子孫は、物部氏、石上氏などを本流として栄えた古族である。

物部氏は縄文系だったようですね。Ｄ１ｂ１ｄ１は日本人の５％と多くの頻度で見つかるハプログループらしく、物部氏は皇室ほどではないものの広く繁殖したことがうかがえます。

物部氏というとわかりにくいかもしれませんが、これは、鈴木さんの本家になります。

また、日本人にはなじみが薄いでしょ：うが、超大物のＹ染色体ハプログループが確定しました。

モーセの兄アロンです。

ユダヤ教の世襲祭司職(神主)であるコーヘン(Cohen)家のY染色体は、

ハプログループJ1a1b1b1a2a1a1a4(J-P58*, subclade-YSC234)である(注1)。

これは、世界中に広がるコーヘン家の男性復数名から得られたデータに基づく。

コーヘン家は、男系男子で世襲相続してきた祭司職(神主)の家柄で、

アシュケナージ系ユダヤ人であり、モーセの兄である「アロン」の子孫で、レビ族に属する。

これらの結果により、「アシュケナージ系ユダヤ人は、純ユダヤ人ではなく、

途中で改宗した白系ハザール人の子孫である」といった憶測は、完全に否定される結果となった(注2)(注3)。

ユダヤ教の祭司職の遺伝型であり、またコーランで盛んに褒め称えられるアロンの子孫はイスラム教世界でも大きな影響力をもちます。

メッカのモスクの掃除をしている女の人たちはアロンの子孫だとされています。

イスラムでムハンマドの血統に対抗できる血統は、アロンの一族以外にありえません。

また、これはイエスのＹ染色体ハプロはおそらくアロンと近いため、イエスはＪ１であると推測されるものです。

,確認しましたが、

アロンのＹ染色体ハプロは、

J1a1b1b1a2a1a1a4(J-P58*, subclade-YSC234)（ユダヤ教祭司職コーヘン家のＹ染色体ハプロ）

ムハンマドのＹ染色体ハプロは、

J1a1b1b1a2a1a1a4a1a1b2(J-L859)（ムハンマドの父の子孫とされるヨルダン王家のＹ染色体ハプロ）

で、ムハンマドは大賢者アロンの子孫ということで確定です。

いやあ、今後の遺伝子研究に目が離せません。

この祖先解析の結果をふまえて、格好いい神社を新しく再建したいというのがぼくの願いです。

それと、新しくＯ１とＯ２の共通祖先のＹ染色体ハプログループが見つかったため、Ｏ１はＯ１ａに、Ｏ２はＯ１ｂになります。日本人に多いＯ２ｂは、Ｏ１ｂ２になり表記が変わります。

中国人に多い漢民族のＯ３はＯ２に変わります。混乱するでしょうが、気をつけてください。学術的な決定ですので、それに従いましょう。しばらくは表記に混乱がつづくでしょうから、新Ｏ１ｂ（旧Ｏ２）、新Ｏ２（旧Ｏ３）などの表記をしばらくするのが慣習となっています。