第131話 安保法案が可決した

安保法案が可決しました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150917/k10010238871000.html




自衛隊の仕事は本来、国防です。


災害救助に自衛隊を使うことを山本太郎議員が褒めてましたが、それはおかしいと思います。


自衛隊の仕事は本来、国防であり軍事なのです。格好いい災害救助にだけ注目して、本来の軍事に着目しないのはおかしいです。




福島みずほ議員が弾薬支援ができることになるといって反対していましたが、弾薬支援は自衛隊の後方支援の現場ではすでに行われていることです。現場で必要なことが違法だとされていたのが今までの自衛隊で、そんな理由で安保法案に反対しても、法律が空外化するだけです。本質の議論には見えません。実際に後方支援をしている自衛隊の現場を反映しない法律であった今までがおかしいのです。




あと、安保法案に反対の人はなぜか、日本がすぐ戦争に参加するようになるといってる人がいるのですが、これもおかしいです。ようやく、普通の先進国になっただけです。


普通の先進国になったんです。軍隊が存在するのが普通の先進国であり、その状態にようやくなっただけです。




今後の自衛隊の派兵の運用には慎重に見守っていくつもりです。


スティーヴン・ピンカーの「暴力の人類史」によれば、戦争はここ百年でどんどん減っているそうです。第二次大戦を含めても、戦争はここ数百年で人類は最小限の戦いしかしていないそうです。


上下巻合わせて9000円の1400ページにおよぶ大著なのですが、人類の歴史で暴力が何十分の一にも減っているということを具体例をあげて論証した本らしく、ぼくは読んでいませんが、おすすめです。その本によれば、戦争は減っていっているんです。


だから、自衛隊の戦争への参加もこれからどんどん減っていくことでしょう。




やっと普通の先進国になった。それをかみしめたいと思います。




追記。




自衛隊員が戦争が嫌でいなくなって、徴兵制が始まるという意見がありますが、ぼくは自衛隊員に人員が集まらないなら、民意は戦争に賛成でないとして、つまり、戦争に行かないくせに戦争させたがる連中しかいないってことで、戦争しなくていいと思います。だから、徴兵制にしなくていいと思う。

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