第3話 デフレ不況は本当か

失業率

http://ecodb.net/country/JP/imf_persons.html

インフレ率

http://ecodb.net/country/JP/imf_inflation.html



ここ十年でわずかにデフレしてますが(たまに1%ぐらい)、

失業率は4%~5%の間を推移。


デフレで日本が不幸になったとはまったく思えませんね。

というか、本当にデフレしているんですか?



この資料見ても、別に日本はデフレしてないじゃないですか。

失業率も別に悪化してないですよ。



■インフレ派の表現



だけれどここ20年ぐらいでも

さっきのurlから

1998年のアジア通貨危機でボカンと経済の回り方にダメージおったら

インフレ率ひゅっと下がるし

この前のリーマンショックで経済にボカンとダメージ受けたらインフレ率がひゅっと下がるし

んでその期間に失業率はグワっと上がってるわけだし



■わたしの反論



ひゅっとかグワっというほど、動いてないと思うんですが。



わたしの主張を確認しますが、

経済を科学として扱うのに、計算できる金額を経済学者は使います。

しかし、金額は暮らしの豊かさそのものを表すわけではないということを

忘れて、インフレによる金額の上昇だけを求める経済学者はまちがっています。



上記の指標のどこがデフレで失業率が増加した根拠になるのかさっぱりわからない。



上記の指標は、日銀がいうとおり、インフレもデフレも望ましくなく、

物価指数は一定であるのが望ましいという方針を裏付けるものでしかない。

デフレ不況など嘘だ。



終身雇用が崩れたのをデフレのせいにされても困るんですがね。



失業率の上昇は、就職したがらない若者の増加。

就職したくなった時にはろくな仕事がないという若者の意識の問題だと思いますがね。


いわゆる、働いたら負けだと考える若者です。

事実、十五年前は、めちゃくちゃたくさんそういう人いました。

それは、新規雇用賃金が低く感じられたことと無関係ではありません。

つまり、失業率の増加は、年功序列に対する若者の反抗なわけです。

デフレが原因で失業率が増えたなどは全然信じません。


ちなみに、正社員になった方が結婚しやすいので、若者には正社員をすすめます。



まるで論破された気がしませんね。

インフレだと物が売れるんですか? 物価が上がってるのに?

デフレのが物がたくさん売れて、経済効用は高いんじゃないですかね?



需要供給曲線で、最適価格より安く売ると、たくさんの消費者に買ってもらえるので、

消費者の効用が高くなります。

その分、企業の効用は下がりますが、儲かりすぎた企業は、利益還元のために

わざと最適価格より安い値段で売ります。



バブルって、原価5万円のブランド物の鞄や時計を100万円で買ってたアホの世代でしょ。

そんな時代がよかったなんてまるで思いませんね。



デフレが好景気ではない説明にはなってませんね。

日本の財政赤字をインフレして返すなんて、楽観論ですよ。

インフレしただけで、必ず年3%以上の成長をするわけがないじゃないですか。



どこがデフレ不況なんですか?


今年の日本成長率予想は2.5%、欧州危機など下方リスク=IMF

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE87007G20120801



デフレの十年間で日本の経済が向上してないなんてのは嘘でしょっていってるの。

その間に、パソコンの値段は半分になり、光ファイバーは張り巡らされ、

テレビは液晶になったでしょ。

そのGDPの数字をあげることにだけ気にしても、暮らしの豊かさには関係ないでしょ。



あげられてる数字があまり適切ではないね。

バブル経済との比較とか、

本当にデフレしているとは思えないごくわずかなデフレの統計ばかりだよ。

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